自動車のドアトリムを塗装し直したい! 方法や注意点を解説!

自動車のドアトリムを塗装し直したい! 方法や注意点を解説!

ドアトリムとは、自動車のドアの内張りパネルのことです。ここの色を変えるだけで、車の印象ががらりと変わります。そのため、パネルの色や材質にこだわる、という人も珍しくありません。また、ドアトリムを自分で塗装し直してカスタムし、車の印象を変えたいという人もいるでしょう。
今回は、ドアトリムの塗装方法を解説しましょう。

  1. ドアトリムを塗装するメリットや方法
  2. ドアトリムを塗装する方法
  3. ドアトリムの塗装を業者に依頼する場合
  4. ドアトリムの塗装に関するよくある質問

この記事を読めば、ドアトリムを塗装する際のコツなどもよく分かります。ドアトリムの塗装に興味がある人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.ドアトリムを塗装するメリットや方法

前述したように、ドアトリムは自動車の印象を決める大事なパーツです。そのため、自分でカスタムしたいという人も多いことでしょう。また、ドアトリムは自動車に乗り降りするたびに手がふれる場所です。ですから、ほかのパーツに比べて汚れや劣化が激しい、ということもあります。塗装し直せば、印象がよくなることでしょう。ドアリムは自分で塗装することもできますが、おもしろ塗装工房でも塗装を請け負っています。

DIYの技術も時間がない、自分でじっくり塗装をしてみたい方も含め、ぜひご相談ください。

2.ドアトリムを塗装する方法

この項では、ドアトリムを塗装する方法を解説します。ぜひ、参考にしてください。

2-1.ドアトリムの塗装に必要な道具

ドアトリムの塗装には、以下のような道具を用意しましょう。

  • ミニサンダー(塗膜剝離・下地用の研磨用)
  • 剝離剤(現状塗膜を剝がすためのもの)※金属素材に限る
  • 密着剤(素材と塗料の密着度を上げる溶剤)
  • ウレタン塗料(パーツの大きさによって使い分ける。小さなものならば100mlでも大丈夫)
  • 合成皮革・樹脂用塗料(金属素材用の塗料では、合皮や樹脂素材を塗装できないため)
  • 耐水ペーパー(耐水ペーパー、#400~1,000くらいがおすすめ)
  • ウレタンクリアー(トップコート)
  • スプレーガン:塗料吹きつけ用
  • 塗装用具:塗装に必要な補助具

ドアトリムには、金属・合皮・樹脂などさまざまな素材のパーツが使われています。ですから、塗料は塗装をする素材別にそろえましょう。金属用の塗料は樹脂や合皮には使うことができません。なお、これらの塗装道具は、ホームセンターでも購入できますが、おもしろ塗装工房でも通販を行っています。さまざまな道具をまとめて購入できたり、塗装方法アドバイスも行っています、ぜひ利用してみてください。

2-2.ドアトリムを取り外す

エドアトリムを取り外す塗装をする前に、ドアトリムを取り外します。ドアトリムの各種パーツは、ねじやボルトで車体にとめられている場合が多いので、カバーを外してレンチやドライバーでねじ・ボルトを回して外しましょう(特殊工具が必要な場合もある)。取り外し動画も公開されているので、参考にしてください。

2-3.足付け作業をする

エドアトリムを取り外す金属部品を塗装し直す場合、まず耐水ペーパーで足付け作業を行います。足付け作業とは、わざと塗装する面に凹凸をつけることで、塗料を密着させやすくする作業です。足付け作業を丁寧に行えば、仕上がりがきれいになります。足付け作業が終わったら、密着材をスプレーガンで吹きつけ、完全に乾かしてください。

エドアトリムを取り外すなお、樹脂製(FRP)パーツを塗る場合は、脱脂材を使用してパーツについた汚れをふき取ります。

2-4.塗料を吹く

エドアトリムを取り外す密着材が乾いたら、スプレーガン(明治F55(平吹きタイプ)0.5口径 カップ付き)で塗料を吹きます。深みのある色合いを出す場合は、一度塗料が完全に乾いてから足付け作業を行い、重ね塗りを行いましょう。樹脂の部品も、同じように重ね塗りを行ってください。なお、樹脂素材は足付け作業をすると素材を傷める可能性もあります。足付け作業をする場合は目の細かい耐水ペーパー#1,000で行うようにしましょう。

2-5.ウレタンクリアーを吹く

エドアトリムを取り外す塗料が乾いたら、つや出しのためにウレタンクリアーを吹きます。ウレタンクリアーを吹く前に#1,000程度で艶がなくなるまで一度足付けを行い(写真1)、最後にもう一度ウレタンクリアー(写真2)を吹いてください。その後、完全に乾かせば、塗装は完了です。なお、つやを出したくないという場合は、つや消しのウレタンクリアーを使いましょう。

今回はピアノブラックを希望していたのでウレタンクリアーを2回吹きました。
完全乾燥後はコンパウンドでブツ取りし磨いて完成となります。(写真4)

2-6.失敗を防ぐためのコツ

ここまで記事を読んでいただければお分かりだと思いますが、塗装作業は、根気がいります。足付け作業を十分に行わなかったり、生乾きのまま次の作業に取り掛かったりすると、美しい塗装はできません。1工程づつ完全に乾燥させた方が失敗は少なく、きれいに仕上げる重要なポイントとなります。追っかけで塗装したりする場合はプロのアドバイスを受けて塗料の癖を理解したうえで塗装することをお勧めします。

生乾きのまま安易に次の行程に進めば、クラッキングやシワが起こる原因になりますのでしっかりとした塗装知識を理解してください。

また、塗料の「混合比」や「癖」「乾燥時間」、下地塗料とトップコートとの相性など塗料購入時についている取扱説明書をしっかりと一読したのち塗装に掛かりましょう。
また購入した塗料について不明な点がある場合は購入したショップへ確認したり、アドバイスを求めるのも良いでしょう。おもしろ塗装工房は塗料販売後もアフターケアしていますのでお気軽に問い合わせいただけます。

3.ドアトリムの塗装を業者に依頼する場合

1でご紹介したようにドアトリムの再塗装は、塗装会社やカー用品関係の業者・おもしろ塗装工房で請け負っています。塗装を行う時間がない場合や、よりきれいに塗装をしたい場合は、業者に依頼しましょう。なお、値段だけでなく評判も確認したうえで依頼するといいでしょう。

また、個人がインターネット等を利用して塗装を請け負うこともあります。しかし、個人の請負作業は趣味の延長というケースが大半です。トラブルが起こることも多いので、美しい塗装をしてほしい場合は、実績のある業者に依頼しましょう。費用は、1万円代~3万円が相場です。

4.ドアトリムの塗装に関するよくある質問

Q.合皮素材も美しく塗装し直すことはできますか?
A.ハイ。専用の塗料を使い、丁寧に塗装を行えば塗装することは可能ですが、個人的にはお勧めしません。未着不良が多いとよく耳にします。なので、弊社でも合皮への塗装できる塗料は販売しておりません。

Q.ドアトリムを塗装し直した場合、車検は大丈夫ですか?
A.塗装し直しただけでは、問題ありません。

Q.ハケで塗装することはできないのでしょうか?
A.可能ですが刷毛目が出たりするので、お勧めしていませんが器用な方は綺麗に塗っている方もおられます。個人的にはスプレーガンでの塗装をお勧めしています。

Q.塗装をする際の服装はどうしたらいいでしょうか?
A.汚れてもいい格好をして、エプロン・手袋・ゴーグル・塗装マスクをつけて行いましょう。屋内で塗装する場合は、換気にも気を配ってください。

Q.ドアトリムを塗装し直す場合、どのくらいの時間がかかりますか?
A.パーツや塗り方によりますが、下地1日・カラーリング1日・トップコート1日と最低でも丸3日以上はかかるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は、ドアトリムの塗装方法について解説しました。パーツを1つ塗装し直すだけで、自動車の印象が変わります。カスタムして世界に一つのだけのオリジナル内装にしてみてはいかがでしょうか? あなたも是非、チャレンジしてみてください。自己満足できる空間を得られるはずです。

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