車のボディーを守り、美しく見せる役割の塗装ですが、自分で自動車の塗装を行おうとしたとき、塗料選びによって仕上がりが変わってきます。愛車を美しく保つためにも、塗料の違いや種類を把握していないといけません。

今回は、塗料の違いや種類について解説していきます。

目次

1.自動車用塗料の種類と特徴
 水性塗料
 ウレタン塗料
 ラッカー塗料
2.塗料のカラーの種類
 ソリッド
 メタリック
 パール
 マイカ
3.自動車の塗装とは
 下地
 中塗り
 クリア
4.自動車の塗装方法に関して
 スプレーガン
 缶スプレー
 ローラー塗装
5.DIYで塗装する場合の注意点
 Point1:色の調合は塗装業者にやってもらう
 Point2:作業場所の確保
 Point3:愛車の塗料を確認する
6.まとめ

自動車用塗料の種類と特徴

(画像引用元:Canva)

自動車用塗料は大きく分けて、「水性塗料」と「ウレタン塗料」、「ラッカー塗料」の3種類になります。

水性塗料

水性塗料は、有機溶剤(トルエン、キシレンなど)を必要としない、または溶剤の量を大幅に減らした塗料で、主成分は水です。有機溶剤は、人体に悪影響を及ぼすため、現在販売されている新車の塗装は、水性塗料が主となっています。

メリットデメリット
水で薄めるので扱いやすい
人や環境にやさしい
値段が比較的安価
耐久性が低い
乾燥に時間がかかる
塗料の長期保管が難しい

ウレタン塗料

ウレタン塗料をスプレーガンで塗装すると、艶があり綺麗な仕上がりになります。現在多くの板金塗装で使用されています。

ウレタン塗料は主成分として、ウレタン系樹脂を使用しています。ウレタン塗料の中でも、油性ウレタン塗料と水性ウレタン塗料があります。油性ウレタン塗料は、2液性で硬化剤を混ぜて使用します。

水性ウレタン塗料は1液型ですが、塗装できる材質が限られているため、自動車の塗装には向いていません。

メリットデメリット
艶のある仕上がりになる
変色しずらい
耐久性に優れている
シンナー臭がする
初心者には扱いが難しい

ラッカー塗料

ラッカー塗料は、塗装を行うと中の溶剤が蒸発することによって硬化します。缶スプレーのほとんどが、ラッカー塗料ですが、なかにはウレタン塗料もあります。

数十年前は塗装業でも、よく使われていましたがガソリンや溶剤に溶けやすく、耐久性に劣ります。

塗料のカラーの種類

塗料の色によっても違いがあります。

ソリッド

ソリッドは下地の透けない単色カラーのことで「白、黒、赤、青」などです。
ソリッドはクリア塗装をしなくても良いぶん、初心者の方でも塗りやすいカラーですが、ウレタンクリア塗装をすると耐久性が上がるうえ、高級感もでます。

メタリック

メタリックは、ソリッドにアルミ金属片の微粒子を混ぜた塗料です。
メタル調のキラキラした輝きが特徴です。

パール

ソリッドに、雲母の粉を混ぜた塗料です。
粒子が細かくパールのような、上品な輝きが特徴です。
パールはベースのカラー後クリアー系の塗料に混ぜて吹くのが一般的です。

マイカ

マイカは雲母という鉱物のことです。
表面は半透明で光が複雑に反射して独特な輝きが特徴です。

自動車の塗装とは

(画像引用元:イラストエイト)     

自動車の塗装は耐久性のある塗装にするために、基本的に4層で仕上げられています。それぞれの層の役割を解説していきます。

下地

塗装のベースとなるのが下地です。ウレタンサフェーサーが一般的で色はグレーが一般的で、防錆効果があります。
下地を塗装しないと、時間とともに錆が発生し、腐食の原因となります。

中塗り

中塗りは、下塗りと上塗りの密着を高めるために塗装面を整え、上塗りを美しくするための役割があります。仕上げの塗装になり、実際のボディ色になるため特に丁寧に仕上げたい工程です。
ソリッドカラーの場合は、最終工程になりますがその後クリアー塗装するのが一般的です。

クリアー

クリアは塗装を保護するため、最後の仕上げとして塗装を行います。クリアー塗装を行うと耐久性を上げ、艶のある仕上がりになります。ソリッドカラーはクリア塗装は行わなくても良いですが、高級感を出すためにクリアー塗装を行う場合もあります。

自動車の塗装方法に関して

(画像引用元:Canva)

塗装を行うには道具が必要になりますが、何を使うかによって仕上がりも、所要時間も変わってきます。スプレーガンで塗装するには、「スプレーガン」「コンプレッサー」「エアホース」など様々な道具が必要になってくるため、本格的に道具を揃えるとなるとかなり高額になります。

しかし、スプレーガンで塗装すると均等に吹けると共に刷毛目も出ないため綺麗な仕上感が高く、挑戦する価値はあると思います。

スプレーガン

スプレーガンは、プロが使用するイメージですが、塗装の初心者が使おうとすると、メリットもデメリットもあります。以下で、詳しく解説していきます。

  • 塗料を均一に塗りやすい
    スプレーガンを使うと広範囲に塗装が可能なため、塗料を均一に塗ることができ、仕上がりが綺麗になります。
  • 時間の短縮になる
    広範囲に塗装できることは、塗装時間の短縮につながり作業を大幅に軽減することができます。
  • 費用がかかる
    コンプレッサーや、スプレーガン、使用する塗料など本格的なものばかり初期費用が高額になってしまいますので今後塗装を行うのであれば、持っていても良い設備かと思います。
  • 塗料の飛散が多い
    スプレーガンは、他の塗装方法に比べて塗料の使用量が多く塗装したくない場所まで付着してしまいます。そのため、塗料を塗りたくない場所には適切な養生が必要です。

缶スプレー

缶スプレーでの塗装の特徴は以下のようなことが挙げられます。

  • 初心者でも扱いやすい
    上部のボタンを押すだけで塗料が出るため、面倒な調整や準備をすることなく手軽に始めることができます。
  • コツを掴めば綺麗な仕上がりにできる
    缶スプレーでの塗装は、仕上がりが良くないイメージですが、適切な方法でコツさえ掴めば綺麗に仕上げることができます。
  • 吐出量の調整ができない
    スプレーガンと違い、塗料の吐出量やパターン調整ができないため、塗料が垂れる可能性があるため、薄く塗り重ねていく必要があります。

缶スプレーで塗装する際のコツは以下です。
1.一定の距離をキープする(15cm~25cm)
2.一定の塗装スピードをキープする
3.試し吹きを行う
4.噴射パターンの1/3程度を塗り重ねて塗装する

ローラー塗装

ローラー塗装では、他の塗装方法のように凹凸の無い綺麗な塗装面を仕上げることはできませんが、独特の凹凸感や仕上がりになるため個性的な塗装でオリジナリティを出したい方におすすめの手法です。

  • 塗料が飛散しない
    スプレー塗装とは違い、ローラー塗装は塗料が飛散しないため、服装も普段着のままで手軽に作業が行えます。
  • 細かい場所も塗りやすい
    スプレーガンなどでは、塗りにくい細かい部分や部品の裏側などもローラー塗装であれば塗装することが可能です。
  • ゆず肌になりやすい
    ゆず肌とは、塗装表面に凹凸が出てしまうことです。
    ローラー塗装の特性上、鏡面のような綺麗な塗装面に仕上げることができませんが、薄め液の量や塗料の塗布量を工夫することで仕上がりを調整することが可能です。

DIY塗装する場合の注意点

Point1:色の調合は塗装業者にやってもらう

スプレーガンで部分塗装をする場合、仕上がりにこだわるのであれば、塗装業者に色を作ってもらうのも、1つの手です。

新たに塗装をした部分は他と比べると色の差が出やすく、ボカシをいれるのも初心者には難しいと思います。最初から調合した色を使用すれば、難しい手順が省かれます。

Poin2:作業場所の確保

塗装作業を行うに当たって、匂いや塗料の粒子が飛散することを考え、近所迷惑にならない場所を選びましょう。高温や直射日光、風を防げる所、出来れば屋根と壁がある場所がベストです。
また湿度の高い場合(湿度70%以上)の塗装は避けましょう。
湿度が高いとカブリ(白化)現象を起こす場合があります。

Point3:愛車の塗料を確認する

もし、自分の車を塗装する機会があるとしたら、自分の車の塗装は水溶性なのか油性なのかを確認しましょう。もともと、水性で塗装してあるボディーならば、水性で塗装するのが良いからです。

まとめ

自動車の塗料には、さまざまな種類があります。種類によって、特徴が異なるため見た目や耐久性が変わってきます。

DIY塗装を行う場合には自分の車は水性塗料なのか油性塗料なのか、必ず確認してから必要な物を段取りしましょう。

塗装を行う際は、近所迷惑にならないように場所の確保が重要です。


車の塗装を行う時に重要になってくるのが、下地処理です。下地処理を念入りにしないと、塗料の乗りが悪くなったり、表面が滑らかに仕上がらなかったりします。

下地処理は、塗装を美しく仕上げるために重要な作業になります。

塗装の経験がない人は「自分で塗装をするのは無理」だと思うかもしれませんが、失敗しないコツを得ることで、DIY塗装とは思えないレベルに仕上がります。

目次

1.塗装前の下地処理はなぜ重要なのか
1-1.車の下地処理とは?
1-2.下地処理の重要性
1-3.車の輝きが無くなっていく理由
2.【DIY】塗装前の下地処理の方法をご紹介!

 2-1.必要な物を準備する
3.【手順】下地処理の手順
 Step1:洗車をする
 Step2:ボディの鉄粉を除去
 Step3:ボディの水垢を除去する
 Step4:ボディのイオンデポジットを除去する
 Step5:コンパウンドで研磨する
 Step6:脱脂をする
 Step7:プラサフを塗る
3.車の下地処理を行う上での注意点
4.まとめ

DIYでやってみたいと思っている人のために下地処理の手順も解説していきますので、「自分でやってみたい」という人は挑戦してみてください。

塗装前の下地処理はなぜ重要なのか

(画像引用元:Canva)

車の下地処理とは

車の塗装をする前にボディーなどを研磨することでキズや付着物を取り除き、滑らかな表面にする作業です。下地処理は、時間がかかる作業ですが丁寧に行わないと塗装に影響してきます。

下地処理を丁寧に行うことで、塗装後の輝きが変わってきますし、塗装の寿命も変わってきます。

下地処理の重要性

月日がたつと車のボディはくすみや色あせによって、輝きがなくなっていきます。美しいボディを蘇らす方法として、再塗装があります。車の塗装で最も重要なのが、下地処理です。

下地処理を丁寧に行っていないと、塗装面にザラつきがでたり、色ムラができたりし美しく仕上がりません。下地処理には手間と時間がかかりますが、手を抜くと塗装後の仕上がりに大きく差がでてきます。「美しく仕上がるかどうかは、下地処理にかかっている」といっても過言ではありません。

車の輝きが無くなっていく理由

洗車をしても、輝きが徐々に無くなっていく理由は以下のようなことが考えられます。

  1. 洗車やワックスがけによってスクラッチができる
  2. 鉄粉が付着して表面がザラザラになる
  3. 水垢やイオンデポジットによってくすみが出てくる

【DIY】塗装前の下地処理の方法をご紹介!

(画像引用元:99工房)

下地処理を塗装業者に頼むのは簡単ですが、その分お金もかかります。DIYでは、費用面を抑えることができるだけでなく、自分の車によりより愛着が湧くと思います。

美しく仕上げるためには、丁寧な作業ができるかが、ポイントになってきますので、以下の手順を参考にぜひ挑戦してみてください。

必要な物を準備する

まずは、車の下地処理に必要な物を準備しましょう。
事前に漏れなく準備することで、作業開始後に中断することなく円滑に進めることができます。

【手順】下地処理の手順

以下では、具体的に車の塗装前の下地処理についてわかりやすく解説します。
実際の手順に沿って解説していくので、初心者の方でも実践することができます。

Step1:洗車をする

洗車をするときは、スポンジでいきなりこするのではなく、最初にホコリなど水で落ちる汚れは洗い流してからカーシャンプーとスポンジを使って洗車しましょう。

シャンプーはバケツでよく泡立てて使うことで、ボディーへの負担を軽減させます。

Step2:ボディの鉄粉除去

洗車では落ちないザラザラがある場合、鉄粉を含む汚れが残っている状態です。鉄粉を除去するには、トラップ粘土や鉄粉落としスポンジなどを使います。

使い方は、濡れたボディーに粘土や鉄粉落としスポンジを、すり当てて鉄粉を絡み取っていきます。

Step3:ボディの水垢を除去する

水垢には、大きく分けて水性の水垢と油性の水垢があります。水垢の種類によって落とし方が違うので、それぞれ解説していきます。

水性の水垢は、
大気中のチリなどが車のボディに付着し、雨が降り乾燥すると落ちきらなかった汚れが、水垢として残ります。

油性の水垢は、
ワックスなどの油分が残っているところに、汚れが付着してできます。

水性の水垢であれば、洗車で落とすことができます。油性の水垢は時間がたつにつれて、固着し落ちにくくなっていくので、洗車しただけでは落ちません。

除去するには、専用の水垢除去剤をつかいます。水で濡らしたスポンジに水垢除去剤をスポンジに付け、ボディーを軽く擦っていきます。

Step4:ボディのイオンデポジットを除去する

水垢除去剤でおちないシミはイオンデポジットの可能性があります。イオンデポジットとは水垢の一種で、水滴が蒸発し不純物が残り、白いリング状になったものです。イオンデポジットは1度付着してしまうと、洗車だけでは落ちないのでイオンデポジット除去剤を使います。

使い方は、除去剤をマイクロファイバークロスに含ませ、ボディーに塗りこんでいきます。次に、乾いたマイクロファイバークロスでふき取って完成です。

Step5:コンパウンドで研磨する

コンパウンドで、ボディーのスクラッチやウォータースポットを除去していきましょう。
ウォータースポットとはボディに残った雨粒が、日光に晒(さら)されることによって水滴がレンズの役目となり、ボディの塗装が焼けてしまい、凹凸ができてしまう状態です。

コンパウンドにはペーストタイプと液体タイプがあります。
選び方は、細かい所や狭い場所には使い勝手のよいペーストタイプ、広範囲を磨く場合は液体タイプをつかいましょう。また、粒子の大きさによっても種類があるので、キズの状態によって選ぶことが重要です。

一通りのコンパウンド研磨の作業が一通り終ったら、薬剤を残さないためにもう1度洗車をします。

Step6:脱脂をする

洗車によってボディの塵やコンパウンド残りカスなどが除去できれば、最後にボディに残った油分を取り除いていきます。脱脂作業には、シリコンオフを吹きかけ、柔らかい布でボディ全体を優しくふき取ります。

Step7:プラサフを塗る

車の塗装を行う上で、プラサフは最初に塗る塗料で、カラー塗料との密着性を高め塗装の寿命を長くしてくれます。「プラサフ」とは下地塗料の「プライマー」と中塗り塗料の「サーフェイサー」のいいとこどりをした塗料です。

プラサフには、「ホワイトプラサフ」と「グレープラサフ」がありますが、使うカラー塗料の色によって使い分けをしましょう。

明るい色(白・赤・黄色など)を塗装する時は、「ホワイトプラサフ」を使い、暗めな色(黒・青・紺色など)を塗装する時は、「グレープラサフ」を使うと深みが出やすくなります。

※プラサフは金属部分専用
アルミ、バンパーなどには使用しないでください。鉄以外のパーツには、それぞれ専用のプライマーが必要となります。

車の下地処理を行う上での注意点

(画像引用元:Canva)

これから初めて、車の下地処理を行い初心者の方に下地処理の作業をするときに、注意しなければいけないことを挙げました。

  • 炎天下や強風は、作業に支障がでるので可能であれば、屋根と壁があるスペースが良いでしょう。
  • ボディーにキズが付かないように、作業服はボタンやファスナーがむき出しになっていない服で行いましょう。
  • スプレー作業を行うので、近所迷惑にならないよう場所の確保をしましょう。

下地処理の作業行程自体は、難しい作業は少ないですが、事前準備や作業スペース、作業環境など適切にすることが重要となるため、上記で説明した注意点を意識することが大切です。

まとめ

今回、「車の塗装前に行う下地処理の重要性」について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
途中、実際の作業手順についても解説し、よりイメージが湧きやすかったと思います。

車のボディに、目に見えない汚れが残っていると、塗装の仕上がりが悪くなってしまいます。下地処理を丁寧に行うことができれば、塗装後の美しさが際立ってきます。

逆に、下地処理をしっかりやっていないと、いくら塗装の腕が良くても綺麗な仕上がりにはなりません。下地処理は時間も手間もかかる作業です。初心者の方は、いきなり広範囲から行うのではなく、最初は小範囲から始めてみてはいかがでしょうか。


購入当初より、塗装の「色剥げ」や「くすみ」が出てきりたり、ボディカラーに飽きてきたので全塗装絵を検討されている方もいると思います。

また、全塗装に興味はあるけれど査定時に影響などデメリットがあるのか不安になっている方も多いのではないでしょうか?

結論から申しますと、「車の全塗装にデメリットは存在します」そのため、本当に全塗装をするかしないか考えた上で実施する必要があります。

今回は、全塗装のメリット・デメリットや気になる費用面などについて詳しくご紹介していきます。
全塗装を検討中の方はぜひ参考にしてみてください!

目次

1.全塗装のデメリット
1-1.車体の売却時に査定が下がってしまう
1-2.塗装の品質には要注意
1-3.費用、時間がかかる
2.全塗装のメリット
2-1.傷や凹みが無くなり新車同様の外観になる
2-2.自分だけのオリジナリティを出せる
2-3.自分だけのオリジナルティを出せる
2-4.車を長く所有したくなる
3.全塗装にかかる費用
3-1.塗装工程による違い
3-2.使用する塗料による違い
3-3.車の大きさによる違い
4.全塗装にかかる期間
5.全塗装以外の方法
5-1.フルラッピング
5-2.乗り換え
6.まとめ

全塗装のデメリット

まず初めに、車を全塗装する際のデメリットについてご紹介していきます。
全塗装は車が綺麗になるだけでなく、「査定」「品質」「費用」など様々なデメリットが存在します。
以下で、順番にご紹介していきます。

車体の売却時に査定が下がってしまう

車の全塗装は、内部の見えない傷や経年劣化など細かい部分まで確認することができなくなるため、高い査定がつきづらくなってしまいます。

特に、純正色から色を変更した場合は、カスタムカー扱いになり、特殊な色や塗装の仕上がりによってはそもそも買取をしてもらえない可能性もあるため注意が必要です。

塗装の品質には要注意

基本的に純正で使用されている塗料は、高品質な塗料が使用され、天候や温度、太陽、紫外線など過酷な環境下でも耐えれるように入念な設計と工程を考えて実施されています。

純正と同色の塗装ができても、耐久性までを完全に再現することは難しく、色褪せや塗装剥がれが発生しやすくなります。特に、安く経験が浅いショップなどの場合、塗装前に品質を十分に確認することが大切です。

費用、時間がかかる

前述したように、塗装の品質を期待するのであればそれなり費用がかかります。
車の全塗装にかかる費用は、安くても20万円前後から、高ければ50万円ほどの相場となります。
費用については、後ほど詳しくご紹介しています。

また、普段車がなければ生活できない人は1−2週間は車をショップに預ける必要があるため、代わりの代車を準備する必要があったりとかなり大変です。

全塗装のメリット

車の全塗装には、たくさんのデメリットがある一方でメリットも存在します。
特に、新車同様に綺麗になったりオリジナリティが出せる点は全塗装ならではのポイントなので、ぜひチェックしてみてください。

傷や凹みが無くなり新車同様の外観になる

どんなに大切にしていても車は長く使用していると細かなスリ傷や飛び石による塗装の欠けなど至るところに発生してきます。

全塗装は、塗装する前に下処理として凹みや傷なども全て無くした状態で実施するため新車と同様の状態にまで戻すことができます。どんなに古い車で見違えるほど綺麗になります。

自分だけのオリジナリティを出せる

車の全塗装の色は、純正採用されている「純正色」だけでなく他メーカの色や艶消し、推しのカラー、思い出の品の色、なんでも再現することが可能であるため「世界にたった1台」の車を作り上げることが可能です。

車を長く所有したくなる

前述したように、「新車同様の外観」や「世界にたった1台の車」など全塗装を行うことで今まで以上に車に愛着が湧き、結果的に長く所有したくなります。

最新のデザインの車や、流行りのカラーなど、近年の車のデザインは多様化しているためつい憧れで次の車に乗りたいなんて思ってしまう時も

車を買い変えるのではなく、「自分の車をその色に変えてしまう」なんてこともできるので車が好きな方にはとてもおすすめです!

全塗装にかかる費用

ここからは、実際に車を全塗装する場合にかかる費用についてご紹介していきます。
大きく分けて「塗装工程」「使用する塗料、カラー」「車の大きさ」の3つを基準に費用が変動します。以下で順に解説していきます。

塗装工程による違い

全塗装を行うには、各パーツの裏やボンネットの中など普段は見えない箇所にも塗装するのかで大きく価格が異なります。

また、加飾パーツの有無やボディ形状の複雑さによってはパーツを外す作業工数が増加したり分けて塗装しないといけないなどが理由で価格が変動します。

使用する塗料による違い

一般的な単色などは「ソリッド塗装」と呼ばれ数ある塗装の中で一番費用が安く済みますが、塗装にはラメやパール入りなど見る角度によって色の深みが変わるなど様々な種類が存在するため、純正色で単色だから安いとは限りません。

以下に、代表的な塗装方法をまとめておきました。
ソリッド塗装に比べて技術が求めらるため、4万円〜7万円ほど高くなります。

種類特徴
メタリック塗装アルミニウムなどの粉末を混ぜ、キラキラと反射し、
角度によって見え方が変わる塗装方法。
マイカ塗装
(パール塗装)
メタリック塗装の一種で、マイカ(雲母)という鉱物を混ぜ
合わせたもの、控えめで柔らかな光沢が特徴
マジョーラ塗装5層構造の特殊な塗装で、見る角度によって色が変わる不思議な塗装
とても派手なデザインでカスタムカーによく使用される
キャンディー塗装色付きのクリア塗装をシルバーの上に重ね合わせ、メタリック塗装には
無い飴玉のような輝きを出したもの

車の大きさによる違い

車の大きさも、全塗装料金を左右する重要な要素になります。車が大きくなると塗装する面積が増えて使用する塗料が多くなります。また、塗装にかかる時間も多くなるため、大型の車両になるほど費用がかかってしまいます。

車種費用
軽自動車・セダン20~25万円
ミニバン30~35万円

ミニバンと軽自動車では、15万円以上もの差があります。

全塗装にかかる期間

車の全塗装にかかる期間ですが、塗装工程や色、下処理などによっても大きく必要な期間は変わりますが、おおよそ3週間〜1ヶ月程度の期間は必要となります。

また、ショップの他の作業状況や混雑具合などによってはさらに期間が必要となりますので注意が必要です。普段、買い物や通勤など生活に使用されている方は塗装するタイミングを調整しましょう。

全塗装以外の方法

実は、全塗装以外にも「フルラッピング」や「乗り変え」など車の雰囲気を大きく変える手法も存在します。以下で、簡単に特徴をまとめておきますので自分の好みに合わせて選択してみてください。

フルラッピング

フルラッピングとは、特殊な伸縮性のあるカラーフィルムを車体に貼り付ける方法です。
気軽に全塗装同様に車のボディーの色を変えることができます。

また、剥離性にも優れており色に飽きてきたり、純正色に戻したいなんて時でもボディを痛めることなく簡単に剥がすことができるのも特徴です。

乗り換え

前述してきた、車の全塗装にはかなりの費用と期間、車両価値が定価してしまうリスクが生じてしまいます。そのため、車に愛着やこだわりがない方であれば車を乗り換えて好みのボディーからを選ぶという選択肢もあります。

最近では、残価設定ローンなど3年ごとに車乗り換えらるものや、カーシェアなど車の所有方法は多様化しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、「車の全塗装についてデメリット・メリット」をご紹介してきました。

全塗装は、車を新車同様の輝きに戻せたり、自分の好みの色で個性を出せるなど様々なメリットが存在します。しかし、車両価値が低下してしまったり、期間がかかるなど複数のデメリットも存在するのが現実です。

今回ご紹介させて頂いた、メリット・デメリットを参考にぜひ一度、車の全塗装について考えてみてください。


愛車に傷が入ってしまったとき、どうしますか?少しの傷なら傷消しで消えますが、深く入ってしまった傷は、コンパウンドでも消せません。

今すぐ直したいとき、「自分で塗装できたら」と思ったことはありませんか?
車の塗装は手順をマスターすれば、スプレーを使って簡単に元に戻せます。

目次
1.車のスプレー塗装のデメリット・メリットとは?
1-1.自分で塗装する場合のメリット
1-2.自分で塗装する場合のデメリット
2.スプレー塗装を行う前の注意点は?
2-1.作業場所を確保する
2-2.時間を確保する
3.スプレー塗装に必要なもの
3-1.耐水ペーパー
3-2.シリコンオフ
3-3.プラサフ
3-4.ボカシ剤
3-5.カラースプレー
3-6.クリアスプレー
3-7.コンパウンド(磨き・仕上げ用)
3-8.その他
4.スプレー塗装の手順
4-1.耐水ペーパーで車を研磨する
4-2.脱脂をする
4-3.マスキングをする
4-4.プラサフ(下地塗料)
4-5.脱脂をする
4-6.ボカシ剤で馴染ませる
4-7.スプレーで着色する
4-8.クリアー剤で保護する
4-9.ボカシ剤で馴染ませる
4-10.コンパウンドで磨く
5.スプレー塗装で失敗しないコツ
5-1.しっかりと脱脂する
5-2.ためし吹きをする
5-3.一定の距離で塗装
5-4.一定のスピードで塗装
5-5.乾燥時間
6.塗装を失敗したとき
6-1.耐水ペーパーで削る
6-2.専用液で落とす
7.まとめ

車のスプレー塗装のデメリット・メリットとは?


実は、品質にこだわらなければ専門の業者でなくても、車をスプレーで簡単に塗装することはできます。

もちろん、メリット・デメリットが存在するため、その点を理解した上で行う必要があるため、まずは自分で塗装するメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。

自分で塗装する場合のメリット

①安く済む

自分で塗装する最大のメリットは値段が安く済むことです。専門の業者に頼むと最低でも20万円程度の費用が必要となります。そのため、品質や仕上がりにこだわりはない方は自分で塗装することがおすすめです。

②手軽さ

予約が必要な専門の業者に比べて、自分のタイミングで施工できるため手軽に塗装を行うことができます。面倒な予約や入庫、代車の準備、私生活の調整などが一切不要なのでじかんが無い方にはおすすめです。

また、最初に使うものを揃えてしまえば、少し擦ってしまったなんて時でも手軽に修復することができるものメリットです。

③仕上がり

部分的な補修に適しているタッチペンを使った塗装は、表面にどうしても凹凸が残りますが、スプレー塗装の場合は均一に塗装ができるため、表面が滑らかに仕上がります。

自分で塗装する場合のデメリット

色の再現が難しい

純正色や、単色などであれば同色のスプレーが販売されていますが、色褪せた車や特殊なカラーの車などは全く同じに再現することは難しいため、施工する面積を大きくしてボカシして目立たなくする必要があります。

色ムラができやすい

スプレー塗装に慣れていないと、塗料を均一に塗布することが難しく色ムラになりやすいです。初心者でよくありがちなのが、塗料をケチって必要最低限の箇所に集中的にスプレーしてしまう点です。なるべく大きいストロークで塗料がふんわりと優しく付着するようにしていく必要があります。

液だれしやすい

専門業者が使用するコンプレッサーを使ったスプレーに対して、スプレー缶は塗料の粒子が大きく、液だれを起こしやすいのがデメリットです。この点は安さ上に発生してしまうので、DIYで塗装する上では避けることができない点です。

事前にスプレー缶をお湯で暖めておくなどの対策で少しはマシになりますが、品質を気にされる方は専門業者への依頼がおすすめです。

スプレー塗装を行う前に注意点は?

DIYでスプレー塗装を行う上での注意点をご紹介します。
事前にしっかりと確認し、段取りを行うことで施工時のミスや品質を高めることができます。

作業場所を確保する

スプレー塗装作業を行う際、1番に場所を確保が必要です。塗料は臭いがキツイ上に、スプレーの粒子が飛散するので、ご近所さんには十分に配慮しましょう。

天候に左右されないガレージなどが一番ですが、駐車場が無い人や、住宅街に住んでいる人はスペースの確保が難しいかもしれません。

作業スペースがどうしても見つからない人は、スペースを借りるという手もあります。
ゴーゴーガレージ」では全国の提携自動車工場(ファクトリー)を紹介してくれ、「作業場所」や「設備」や「工具」などをレンタルできます。

レンタルピットの料金平日土日祝
基本料金・延長料金(30分毎)¥1,100¥1,375
3時間利用¥5,500¥6,875
6時間利用¥8,800¥11,000
8時間利用¥11,000¥13,750

時間を確保する

スプレー塗装の場所が確保できれば、次は作業時間を確保する必要があります。車の塗装には、パーツの脱着やマスキングなど下準備に時間と塗装の乾燥時間も含めると2週間程度は必要になります。

また、雨の日は塗料が乾きにくく、晴れた日は暑すぎて塗料が固まりすぎるなど天候にも左右されやすいので慎重に選ぶ必要があります。

スプレー塗装に必要なもの

以下では、車のスプレー塗装を行うのに必要な道具についてご紹介します。
しっかりとした準備を行い、スプレー塗装を行いましょう。

  • 耐水ペーパー
  • 脱脂剤
  • プラサフ
  • ボカシ剤
  • カラースプレー
  • クリアー剤
  • コンパウンド(磨き・仕上げ用)

耐水ペーパー

耐水ペーパーは、キズの表面を滑らかにする紙ペーパーです。使用時に水を付けて研磨します。水を付けることで目詰まりを少なくし、摩擦熱を抑えます。

シリコンオフ

シリコンオフは、下地面に付いたオイルや汚れを落とすためのスプレーです。

プラサフ

「プラサフ」とは、下地塗料の「プライマー」と中塗り塗料の「サーフェイサー」を合わせた言葉です。

プラサフは下塗りと中塗の工程を1工程ですむように作られています。プラサフ塗装を行うことで錆を防ぐとともに、ボディとカラーペイントの密着を高めるための下地剤です。

ボカシ剤

塗装を行うと、古い面との境目がでてきます。ボカシ剤は色ムラをなじませてくれ、境目をわかりにくくしてくれます。

カラースプレー

塗装のメインのカラースプレーですが、まず自分の車の色を確認しましょう。カラーナンバーは「型式表示プレート」を確認しましょう。「型式表示プレート」は車種によって表示されている場所が違います。

国産車「型式表示プレート」表示場所

運転席側センターピラーホンダ・マツダ・ダイハツ
助手席側センターピラートヨタ・ホンダ・マツダ
エンジンルーム内トヨタ・日産・三菱・マツダ・ホンダ・スズキ・ダイハツ・イスズ・スバル

輸入車「型式表示プレート」表示場所

センターピラーVワーゲン
トランクルーム内Vワーゲン・アルファロメオ
エンジンルーム内Vワーゲン・Mベンツ・BMW・オペル・ボルボ

(引用元:補修ナビ・99工房

カラーナンバーは、年式・車種によって表示場所が異なる場合があるので、不明点はディーラー・メーカー等に確認しましょう。

クリアースプレー

塗装後に、仕上げのため使用するのがクリアースプレーです。深みのある光沢を出し、コーティング効果もあるのでボディーの表面を守ってくれます。

コンパウンド(磨き・仕上げ用)

コンパウンドは、液状やペースト状の研磨剤のことです。コンパウンドで磨くことによって、研磨の力でキズが目立たなくなります。

ただし、研磨しすぎると塗装は薄くなっていき逆に、キズの原因になるので粒子の大きさを確認し、研磨しすぎないよう注意しましょう。

その他

その他、以下のような消耗品を用意しておきましょう。

  • マスキングテープ
  • 養生用ビニール
  • 新聞紙

スプレー塗装の手順

引用元:99工房

Step1:耐水ペーパーで車を研磨する

まず、表面の汚れを落とすために洗車を行います。キズの場所を確認し、ささくれなどがあれば耐水ペーパーで、表面を滑らかに整えます。ペーパーの粗さは600番くらいで良いでしょう。

Step2:脱脂をする

洗車だけでは、落としきれない汚れをシリコンオフを使って表面の脱脂をおこないます。シリコンオフスプレーを吹きかけ、綺麗なタオルで拭き上げます。脱脂の作業は重要なので、丁寧に行いましょう。

Step3:マスキングをする

塗装前に塗らない場所にマスキングを行います。マスキングの注意点は、丁寧な作業をすることです。塗料がマスキングに染み込まないよう、よく押さえながら張り付けていきましょう。

Step4:プラサフ(下地塗料)

プラサフをスプレーして、下地を整えます。塗料の弾き、色ムラなどを防ぎます。1度にスプレーせず、薄く吹き付けたら乾燥させ、重ね塗りします。2、3回繰り返しましょう。乾燥後、耐水ペーパーの1000番で研磨して平らにしあげましょう。

Step5:脱脂をする

シリコンオフをスプレーして、キレイなタオル(ウエス)で拭き上げます。

Step6:ボカシ剤で馴染ませる

カラースプレーをする直前にボカシ剤をスプレーします。スプレーすることで、カラーペイントのザラつきを抑えて、馴染ませる効果があります。

Step7:スプレーで着色する

ボカシ剤が乾かないうちに、カラーペイントを薄くスプレーしていきます。キレイに仕上げるため、丁寧に重ね塗りするのがポイントです。乾燥させて塗るを3回は繰り返しましょう。

Step8:クリアー剤で保護する

カラーペイントの塗装範囲より広く、クリアー剤をスプレーしていきます。3〜5回重ね塗りして、光沢感をだします。

Step9:ボカシ剤で馴染ませる

クリアースプレーした後、乾く前にボカシ剤をスプレーします。塗装した周辺の白っぽく見える部分に万遍なくスプレーしていき、色ムラをなくしていきます。塗装後は1週間~2週間、乾燥させましょう。

Step10:コンパウンドで磨く

まず、コンパウンドシートで軽く磨いていきます。塗装面のザラついた部分をなでるように研磨していき、研磨カスをキレイにふき取りましょう。

次に、コンパウンド極細を使います。
量は10〜15㎜くらいを専用スポンジに付け、磨いていきましょう。

ここでも、磨き終わりに研磨カスをキレイにふき取りましょう。
最後に、液体コンパウンドで直線に磨いていきます。磨き終われば鏡面仕上げの完成です。

スプレー塗装で失敗しないコツとは

スプレー塗装は、いくら手順に従っても素人だとスプレー塗装は難しいものです。
以下では、失敗しないためのコツを、いくつかご紹介します。

Point1:しっかり脱脂する

塗装面に油分が残っていると、スプレーした塗料が弾かれてしまいます。脱脂をする場合は、シリコンオフとキレイなタオルで拭き上げましょう。

Point2:ためし吹きをする

吹き付けの直前に必ず、新聞紙などにためし吹きをしましょう。スプレー缶はスプレーガンのように微調整はできませんが、ノズルを90度回転させることで、噴射の向きを変えられます。

Point3:一定の距離で塗装

カラースプレーを吹き付けるとき、塗装面から10〜20㎝の一定の距離を保ちましょう。

Point4:一定のスピードで塗装

カラースプレーを吹き付けるとき、スピードが安定しないと色ムラができてしまいます。一定のスピードでスプレーすることを意識しましょう。

Point5:乾燥時間

乾燥時間はじゅうぶんな時間を確保しましょう。カラーペイント後は1週間~2週間、湿気が少ないところで乾燥させましょう。

塗装を失敗したとき

失敗はつきもの、焦ることはありません。
万が一、失敗してしまった場合は以下の方法で修正することができます。

耐水ペーパーで削る

カラースプレーの液が垂れてしまったときは、乾燥させた後、垂れた部分をサンドペーパーで削り平らにしましょう。
※この時注意することは平らな木端にサンドペーパーを巻いて垂れた個所を研磨すること。
これは垂れた部分のみを研磨するためです。

専用液で落とす

塗装に失敗して色ムラができたときは、スプレーシンナーを使うと簡単にふき取れます。その後、再トライしましょう。
※シンナーで拭き取る際は塗料が残らないようにしっかりと拭き取る事、できれば最後に#2000程度で軽く足付けするとよいでしょう。

まとめ

車の塗装を専門の業者に出すと、「高額な見積もりにビックリ」ということもあります。自分でスプレー塗装できれば、安く抑えられまし、部分的な補修などであれば簡単に行うことができます。

スプレー塗装が初めての方は要領がわからなかったり、難しい部分もありますが今回ご紹介した手順を参考に、最初は小さい範囲から始めると良いでしょう。

自分で塗装してキレイになれば、より愛着がわいてきます。


車やバイクの塗装をプロ並みに仕上げるためにはスプレーガン、エアブラシを使用することで本格的な全塗装が可能となります。バイクや車の塗装は簡単と思っていても実はそれなりに難しく奥が深いです。初めて挑戦する方がプロ並みに仕上げることができるように塗装の手順について説明していきます。

 

ここがおもしろいバイクや車の塗装

DIYでのバイク塗装は実は簡単そうですが奥が深く、塗装前に塗装のコツや重要なポイントを押さえれば誰もがプロ並みの綺麗な塗装が演出することが可能となります。

車やバイクの塗装は自分ひとりで行うと、実はかなり難易度が高く、手順を間違えると時間を無駄にしてしまうこともあります。そのためプロ並みに仕上げるためには設備と若干の専門知識と技術が求められます。

一度コツさえ掴めればDIYの作業でもバイクや車をはじめ、その他いろいろな物への塗装が可能になり、好みのカラーやイメージチェンジのため塗り替えも自宅で気軽にできるため綺麗に塗れた時の達成感と喜びはひとしおです。自分だけのオリジナルカラーでマイバイクやマイカーの塗装にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

今回は本格塗装に初めてチャレンジする方がプロのように塗装するにはどうすればよいのか、実際に塗装をする方法について明記しました。


バイクや車の塗装の前に

塗装は部分的なパーツの塗装ならば一日~二日ですべての塗装を完成させることが可能です。タンクやサイドカウルのみの塗装ならば自宅のガレージでもできるのもDIYの大きなメリットで、お金だけでなくじっくり時間を掛けることもできるメリットもあります。

 

プロ並みの塗装をする準備

最も効率的なのがスプレーガンです。塗装ムラなく全体的に馴染みDIYでも高度な塗装を可能とします。プロも使用するほど、業務用の塗装には欠かせないアイテムです。 

 

スプレーガンはスプレー缶よりも効率よく繊細な霧の噴射により微粒子で塗料を放出することができるのでスプレー缶に比べはるかに質感・塗膜面は綺麗に仕上げることができます。

スプレーガンの特徴として基本的に三つのつまみによって構成されており、塗料パターン調整つまみ・塗料吹き出し量調整つまみ・エア圧調整つまみの三つのつまみを調整する必要があります。スプレーガンの調整はまず、エア調整つまみによって、エア圧を調整する必要があります、基本的なエア圧は元圧0.5Mpa 一般的なスプレーガンの手元圧は0.2~0.35Mpaが基本となり、エアーを肌に当てた際に、肌にしわが寄るほどでは強すぎ、肌が若干エアーにより凹む程度の強さがベスト。スプレーガンはこの調整が肝となります。塗料吹き出し量調整つまみは塗料を吹いた時に塗料粒子が霧状になりすぎず、塗料粒子が大きすぎずで調整してみましょう。パターンの調整つまみは「楕円形、円形」に吐出することが可能で、一般的には縦楕円形になるように調整していきます。塗料縦幅は約10㎝~15㎝の楕円形になるように調整していきましょう。

その他エアコンプレッサーはスプレーガンを使用する際の必須機器になります。コンプレッサーの選択目安としてスプレーガンの使用するエア量よりコンプレッサーが作り出す吐出し量が多いタイプを選択するとよいでしょう。

 

重要な養生について

 

部分的な塗装はマスキングテープを利用して養生をします。マスキングテープの他にも新聞紙などを使用して周辺に塗料がつかないようにボディパネルの合わせから、ボディやバンパーの合わせ目に添ってマスキングを行います。おすすめはポリエチレン製のフィルムで塗料が付着することなく安心して作業が可能です。

バイクでも旧車など鉄製のタンクは水洗いをすると錆びが出るので、養生とともにさび部分の研磨や防錆び効果のあるウレタンサフェーサーなどでサビが出ないようにケアをしておく必要があります。

 


プロ並みのバイク、車の等の塗装(DIY)の仕方

プロ並みの美しい塗装をするために、「スプレーガン、エアブラシでの塗装」が必須です。塗着効率が向上し、圧縮した茎の圧力で、色彩をはっきり広範囲に噴射することが可能です。また、プロ並みに塗装をするためには、まずはパーツごとに塗装をしていく必要があり。車の塗装はフロントバンパーを取り外したり、本格的な塗装はパーツごとに行うことが基本となります。

 

噴射口から車のボディまでの距離

ここで塗装の際にプロは噴射口から車のボディまでの距離は「10Cmから15Cm」を目安に距離をおいて噴射します。近すぎてしまうと塗膜が厚くなりがちで、遠すぎても塗着が悪くさせてしまいます。

 

一つ一つのパーツはムラなく

例えば 長年乗り続けた愛車のフレームを新品同様にするためには塗装は非常に有意義で楽しいものです。バイクの場合にはサイドカバーの塗装やバイクタンクの塗装も自分で行うことが可能です。DIYでも養生をして一つ一つのパーツはムラなく吹付パターン幅の半分ずつを重ね吹きをしていくと安定した塗膜になり吹きムラが無くなります、また「塗り忘れ・吹きムラ」などがないように目で吹き面を確認しながら作業を進めていきましょう。

 

各箇所をバランスよく塗装 スプレーガンを動かす速度

自分で塗装を行う際には、丁寧に作業を進める必要があります。DIYでも各箇所をバランスよく塗装をする際にはスピーディー且つ丁寧に塗装をすることを心がけてください。スプレーガンを動かす速度は「1mにつき3秒~5秒が理想」です。

 

DIYは明るい時間に行うのがベスト

塗装ならば午前中の明るいうちに作業を始めましょう。色合わせする場合は午前中の太陽光の下で行うと的確な調色も可能となります。夜間や夕方となると色彩を明確に把握することができなかったり、ほこりやブツの確認もしづらいうえに湿度が上がり、かぶり(塗膜面が白く濁る)現象を起こす原因にもなりますので夕方以降の塗装は避けたほうが無難です。 また塗料のほか、スプレーガンや塗装に必要な道具も準備してから作業に入りましょう。

下地について


まずは下地を整えるために800番程度の耐水ペーパーで全体を整えます。耐水ペーパーの研磨により、塗料の密着性のUPや素材の凸凹を整えましょう。

下塗り作業をしっかり行っておくことにより、最終仕上がり感や、塗膜のレベルリングもよくなり、プロの塗装と変わりないイメージどおりのに仕上がりになるでしょう。

水研ぎは耐水ペーパーを使用して水研ぎをします。仕上げは#1000~2000の耐水ペーパーで軽く研磨して次に吹く塗料の密着をよくしていきます。タンクのカーブ部分などはゴム製のサンディングブロックを使用すれば曲線も綺麗に整える事が可能になります。最終過程は「1000番から2000番までの耐水ペーパー」を使用します。

 

乾燥時間について

車の塗装の乾燥時間は塗装後、指触乾燥10分以上、次作業の場合約12時間以上を置きますが、ウレタンクリアーの場合には(常温20℃)最低でも2日以上を要したほうがよいでしょう。トップコートの完全乾燥には常温で約1週間~1ヶ月必要となり、バフ掛けが必要な場合、最低でも一週間以上乾燥させたほうがよいでしょう。焼き付け可能な塗料の場合、140℃約20分程度焼き付けさせれば完全乾燥します。


長持ちさせるためにできること

車やバイクの塗装の前の下地処理にはサフェーサーを使用して腐食やサビが出ないようにケアをしますが、塗装を長持ちさせるためには必須の作業で、表面の小傷や汚れを取り除くこともでき、新たな塗料を塗る前の下地処理は塗装を綺麗に仕上げるための重要な過程です。

タンクを取り外し、タンクの内側をコーティングしておけば中も、綺麗になり耐久性を蘇らせ、結果的にバイクを長持ちさせることができます。ネジやタンク下の掃除なども行い、見えないところをケアしながら塗装をすることをお勧めします。

上手なバイク、車塗装のコツ 手首のスナップでガンの使用に慣れる

バイクや車塗装のコツは下準備の徹底です。まずは準備のため

「水研ぎ」

「清掃(ゴミやホコリ)」

「脱脂」

を行い下地を十分に整えましょう。

スプレーガンは手首のスナップを使いながらガンを使用すれば、部分的に修正が必要な箇所でも横に払いながらボカシを入れることが可能です。

ただし、経験のあるプロにとってもボカシなどの作業は難しい技術なので、塗装を始める前に手板などを使って実践的な練習を行ってから作業をしてから本作業に取り掛かりましょう。初めての方でも使用する前には塗料パターン・塗料吹き出し量・エア圧などムラなく左右にバランスよく塗料を噴きかける練習をしてから本作業に入るようにしましょう。

下地スプレーとクリアスプレーの違い

下地スプレー(ウレタンサフェーサー)は錆止め剤が入っている塗料で、塗料との密着性を高めます。クリア-スプレーは、無黄変(塗料が黄色くならない)タイプのホコリ防止(表面乾燥の早い)に適した塗料を使用しましょう。最終的な仕上がりの局面で使用します。主に艶出しやメタリック・パール塗装の高級感を出すためにも用いられ、クリアーの完全乾燥後にはコンパウンドで磨くことで、付着したチリやほこりも取り除くことができ、最終的に奥行きのある美しい仕上がりに調整することが可能となります。


もし失敗してしまったら

DIYの塗装中にもし失敗してしまったら完全乾燥させた後にペーパーで下地まで塗膜を研磨するか、シンナーを使用して拭き取るかになります。個人的には一旦乾燥させた後に#400ペーパーで下地まで研磨していく方法を推奨します。シンナーを使用する場合ウエスに適量を染み込ませ局面を拭き取りましょう。

 

塗装の再確認

すべての過程が完成したら、出来上がりを確認しましょう。明るい場所での確認がマストです。

特にメタリックの塗料を使用している場合には角度を変えながら仕上がり具合を確認する必要があります。

スプレーガンで作業をした場合には塗り忘れや塗料が薄い場所などもあります。色は車ごとに定められたカラーナンバーがあるので、色の出来栄えを確認し、ムラや液ダレがないような塗装ができていればプロ並みの塗装に近いDIYと言えるでしょう。

 

やり直し

DIYでの塗装が初めての方は、残念ながら初回は失敗しがちです。特に車やバイクをムラなく塗装するためには経験や技術が求められます。個人で作業を行う場合にはそれなりの実践が必要です。

うまく塗装できないのは下地作りがNGだった可能性もあり、また塗装の仕方に問題があるのかもしれません、やり直しの際にはペーパでの塗膜研磨もしくはシンナーで塗装をサフェーサー(カラー)まで取り落とし、カラーから塗装をしていきましょう。

 

まとめ

DIY で車やバイクの塗装をプロ並みに仕上げるためにはスプレーガンをどれだけうまく使用することができるかが肝となります。初めての方は、作業前に実践的な練習をしておくとよいでしょう。また下地づくりを徹底した上で、作業に入り、修正は研磨による塗膜剥離かシンナーを使用します。すべての過程が完成したら、バフ磨きで修正すれば、初心者でもプロ並みの塗装が実現できます。

おもしろ塗装工房では、バイク塗装に最適なグッズ・塗料を通販でご提供しています。
購入して失敗するのが怖い、そんな方に対して無料でアドバイスもしていますので、
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新車の時はピカピカだったブレーキキャリパーも、数年経過すると変色が目立ってきます。

ご自慢の愛車のボディやアルミホイールをピカピカにしても、ブレーキキャリパーが変色してしまっていては、見栄えが悪くなってしまいますね。

この記事では耐熱塗料を使ってDIYでブレーキキャリパー塗装を行う方法を詳しく解説します。

目次

  1. ブレーキキャリパー塗装を外注した場合の工賃は?
  2. DIYでブレーキキャリパー塗装する方法
    2-1.耐熱塗料を使用する
    2-2.ブレーキキャリパーを洗浄する
    2-3.ブレーキキャリパー全体を足付けする
    2-4.ブレーキキャリパーをマスキングする
    2-5.ブレーキキャリパー全体を脱脂する
    2-6.耐熱塗料で塗装する
  3. 素人がDIYでブレーキキャリパーを塗装するデメリット
    3-1.足付けが甘く塗装が剝がれやすい
    3-2.細部のマスキングが難しい
  4. まとめ

本記事を参考に、安全かつ綺麗な仕上がりを目指してDIY塗装に挑戦してみてください。

1.ブレーキキャリパー塗装を外注した場合の工賃は?

「色あせてきたブレーキキャリパーを塗装して、愛車をもっと綺麗にみせたい!」
「ブレーキキャリパーにカラフルな塗装を施して、スポーティーなイメージを強調したい!」

そう思っている方も多いのではないでしょうか。
プロに塗装を依頼した場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?

 

一般的に前後ともにブレーキキャリパーがついている場合は約5~7万円の工賃がかかります。

車種によって、ブレーキキャリパーのサイズが大きい場合は、もう少し割高になるでしょう。輸入車に至っては脱着方法が異なり、特殊な工具、作業が必要になってしまい、さらに高額になってしまいます。。

中には10万円以上かかるケースも存在します。

「確かに高額だけど、ブレーキは重要な部品だからプロの業者にお願いするべきだろう」と思っている方も多いでしょう。

ですが、今回紹介する方法でしたら、DIYでブレーキキャリパーの塗装が可能です。
この記事を最後まで読んで、愛車を自分の手でドレスアップしてみませんか?

 

2.DIYでブレーキキャリパー塗装する方法

プロの業者がブレーキキャリパーを塗装する場合は、ブレーキを分解して作業を行います。

これには整備士免許が必要となり、素人が行うことはできません。素人がDIYでブレーキキャリパー塗装を行う際は、車体からブレーキを取り外さずに行う必要がありますので注意してください。

 

まずは準備するものを紹介します。

2-1.耐熱塗料を使用する

ブレーキキャリパーは非常に高温になるパーツです。

一般道を走行しているときでも100℃前後になります。さらに山道など、ブレーキを踏む機会が多い場所では130℃以上に達する場合もあります。

これだけ高温のパーツに一般的な塗料を使用すると、すぐに塗装が劣化してしまいます。
ブレーキキャリパー塗装には必ずプロ仕様の「耐熱塗料」を使用しましょう。

近年は、ホームセンターなどでも安価な耐熱塗料が手に入りますが、耐久性を考えると、専門店からプロ仕様のものを購入することをおすすめします。

耐久性はもちろんのこと、発色性にも優れていて、色の種類が20~30くらい、艶の有無など豊富バリエーションから選ぶことができます。

2-2.ブレーキキャリパーを洗浄

ブレーキキャリパーは、鉄粉やグリス汚れが多く付着していることが一般的です。そのため、ブレーキクリーナーやシリコンオフなどを使用して、油分や鉄粉をしっかりと落とすことが重要です。これによって、仕上がりが大きく向上します。

ブレーキクリーナーやシリコンオフは、ボディなどに付着しないように気を付けましょう。

 

2-3.ブレーキキャリパーを足付け

キャリパー全体に細かい傷を付けていきます。この工程を「足付け」と言います。複雑な形状の場合はワイヤーブラシを使うことも良いでしょう。この工程で取り除けない汚れや錆も同時にきれいに取り除くことができます。

足付けができたら、再度ブレーキクリーナーで洗浄します。

 

2-4.ブレーキキャリパーをマスキング

ブレーキローターやパッドなどに無駄な塗料がかからないよう、マスキングを行いましょう。特に、ブレーキフルードが通るところ、ブリーダープラグやバンジョーボルトの取り付け部、ピストン周りに注意してください。ブレーキディスクやキャリパーピストン部に塗料が付着すると安全性に支障が出るため、注意が必要です。

2-5.ブレーキキャリパー全体を脱脂

最終的に、塗料がしっかりと密着するように、ブレーキクリーナーで、ブレーキキャリパー表面の油分を除去しましょう。表面に油分が残っていると、塗料がうまく密着せず、綺麗な塗装ができません。

2-6.耐熱塗料で塗装

刷毛を使って耐熱塗料を塗っていきます。
まずは耐熱塗料を「耐熱塗料専用薄め液」で薄めてください。一般的には20%希釈程度ですが、購入した塗料の説明書をよく読んで薄めましょう。

刷毛で塗る際は、一度にすべて塗るのではなく、2〜4回に分けて垂れないように塗装しましょう。最初は全体に薄く色が付いた程度で一旦手を止め、約10分間乾燥させます。

もし垂れてしまった場合は、塗料が完全に乾燥した後、800番の耐水ペーパーで研磨し、平らにしてから再度塗り直してください。失敗しても焦らず、ゆっくりやり直すことが大切です。

塗装で重要なのは時間と根気です。心してかかりましょう。

重ね塗りを行う際は、色のムラがないように一定の方向に均一に塗っていくことが重要です。できるだけ明るい場所で、さまざまな角度から確認しましょう。刷毛は立てずに傾けて使用すると、より均等に塗ることができます。

塗装が終わったら説明書に従い、きちんと乾燥させましょう。

 

3.素人がDIYでブレーキキャリパーを塗装するデメリットは?

ここまで、耐熱塗料を使って、DIYでブレーキキャリパー塗装をする手順を紹介してきました。プロに依頼しなくても、安く愛車のドレスアップができて、自分で塗装したという達成感も得られて最高ですね。

しかし、やっぱりデメリットはあります。以下で紹介します。

 

3-1.足付けが甘く塗装が剝がれやい

ブレーキキャリパーは非常に複雑な形状をしています。
これを素人がDIYで足付けをすると、どうしても足付けが十分でない部分が残ってしまい、塗装が剝がれやすくなってしまいます。

 

3-2.細部のマスキングが難しい

こちらもブレーキキャリパーの形状が複雑なことが要因ですが、塗る部分以外にすべてマスキングを施すことは非常に困難です。

そのため、塗装したくない部分を塗装してしまったり。塗装すべきところにマスキングがかかってしまい、ちゃんと塗装できなかったりします。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は耐熱塗料を使ってDIYでブレーキキャリパー塗装を行う方法を解説してきました。

ブレーキキャリパーは重要なパーツですが、注意事項をしっかりと守れば、安全に安価でDIY塗装を行うことができます。

マスキング等が難しく、細部の出来上がりに納得がいかないこともあるかもしれません。でもホイールを付けたら意外と細部は目立たないので多少失敗しても大丈夫(だと個人的には思います)。

何よりも自分の手でブレーキキャリパー塗装をして、イメージアップやイメージチェンジをした愛車には、ますます愛着がわくことでしょう。

まずは、耐熱塗料のカラーラインナップを調べて、お気に入りの色があるかどうか調べてみてはいかがでしょうか。


塗装ブースという言葉は幅広い意味で使われており、塗装の専門施設である業務用の塗装ブースもあれば、趣味の塗装作業として自宅で利用する簡易型の塗装ブースもあります。この記事では、自宅やオフィスなどの屋内で使うための塗装ブースに焦点を当て、塗装ブースの種類や塗装ブースの選び方について解説します。さらには、おもしろ塗装工房がおすすめする屋内用の塗装ブースも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

塗装ブースの基本情報

まず始めに、塗装ブースの意味や塗装ブースが必要な理由について解説します。

塗装ブースとは

塗装ブースとは、自動車や釣り用ルアーなどを安全かつ効率的に塗装するために設けられた、排気機能や防塵機能を備えた仕切り、または専用施設を指す言葉です。

この単語は広い意味で使われるため、大規模な建物全体が塗装ブースになっている施設から、屋内での塗装作業をサポートする簡易的な塗装ブースまで含まれます。

なぜ塗装ブースが必要なのか?

塗装作業で使用する塗料には、揮発性(蒸発しやすさ)の高い有機化合物や引火性のある成分も含まれていることがあり、塗装作業は労働安全衛生法によって規制されるほどの危険性があります。

そのため、換気のできない屋内での塗装作業は基本的に避けるべきです。しかし、どうしても屋内で塗装を行う必要がある場合は、換気や排気機能に優れた塗装ブースを使用することが必要になります。

最悪の場合は、塗料の成分が建物火災や中毒症状を引き起こす危険性もあるため、十分に換気できる環境を整備しましょう。

塗装ブースの種類

塗装ブースは大きく分けて、専門業者が利用する施設型の塗装ブースと個人が趣味やDIYで利用する簡易型の塗装ブースの2つに分けられます。この記事では、自宅の屋内での利用を目的とした簡易型の塗装ブースの種類について解説します。

施設型の塗装ブースの種類には、「オープンフェイス」や「プッシュプル」「ダウンドラフト」などの種類がありますが、趣味やDIYで使う簡易型の塗装ブースは基本的に「オープンフェイス」タイプしかありません。

屋内用塗装ブースの選び方

オープンフェイス型の塗装ブースでも、フィルターの性能や換気能力には違いがあります。以下に、屋内用塗装ブースの選び方について説明します。

ファンを搭載しているか

塗装ブースには簡易型のものとして、使い捨て可能な段ボール製品も存在します。ただし、段ボール製品の塗装ブースの多くは換気用のファンが搭載されていません。

ファンがなければ、塗料の成分が部屋に充満し、塗装作業の安全性は低下してしまいます。少なくとも屋内での利用には、ファンを搭載していない製品は避けて、屋内利用にはファンを搭載した塗装ブースを選ぶことをオススメします。

設置サイズ

屋内用の塗装ブースは、自動車やスノーボードのような大きな製品を塗装する設備ではありません。プラモデルやランタンなどの小型製品の塗装に適しています。

作業をしやすいようにある程度の大きさは必要であり、塗装ブースの枠にスプレー缶やブラシなどが当たらないサイズ感のあるものを選ぶようにしましょう。

おおよその目安としては幅40cm以上のものが作業しやすいかと言えます。

フィルターシステム

屋内用の塗装ブースでは、塗料成分の排出や異物の除去のためにフィルターが重要となります。フィルターの性能は、繰り返し使用することによって徐々に低下しますので、フィルターが交換可能な製品を選ぶのが望ましいです。

あらかじめ製品ページを確認することで、フィルターの追加購入ができることを確かめておきましょう。

換気量

塗装ブースの換気量は重要な要素であり、「㎡/H」または「㎥/H」の単位でその性能を示します。「㎡/H」または「㎥/H」とは、1時間あたりに換気できる空気の面積または体積をあらわす数値です。この数値が高いほど換気量が優れていると言えます。

騒音レベル

塗装ブースでは、空気を入れ替えるファンの作動音は避けられません。ファンの種類には「プロペラファン(キッチンの換気扇に使われるファン)」や「シロッコファン(リビングのエアコンに使われるファン)」などがあります。

静音設計であるのはシロッコファンですが、換気量が多いのはプロペラファンであるため、換気量と騒音のどちらを重視するかによってファンの種類を選ぶことができます。

ダクトの長さ

屋内塗装では、作業場所と窓との距離も重要になります。DIYでダクトを延長することも可能ですが、そのためにはジョイント部分を適合する技術も必要です。そのため、購入時点で希望のダクト長になっている製品を選ぶことをオススメします。

目安として2m程度のダクトの長さがあれば、窓から少し離れた場所であっても作業がしやすいものと思います。

塗装ブースをお探しならおもしろ塗装工房

塗装専門業者であるおもしろ塗装工房では、省エネ設計で風量の強い、屋内用の簡易スプレーブースを販売しています。

省エネ仕様で強風量240㎡/H

おもしろ塗装工房の簡易スプレーブースは、風量がなんと240㎡/Hに達します。1時間あたり約68坪分の空気を換気することができます。

騒音レベルは一般的な会話と同等の60dBです。扇風機とおなじ程度の騒音レベルであるため、マンションなどでも使いやすいでしょう。ただし、騒音レベルは人によって感じ方が異なるため、壁の薄い集合住宅や夜間のご利用には注意が必要です。

塗装面をかんたんに変えるターンテーブル付き

簡易スプレーブースは、オープンフェイス型の「囲い式フード」を採用しています。内部にはターンテーブルが取り付けられており、塗装面を入れ替えやすく、塗り残しのチェックも塗装ブースから出すことなく完結できます。

窓に設置しやすい平型タイプの排気ダスト

排気ダストは窓に設置しやすい平型タイプを採用しており、窓枠にフィットしやすい形状をしています。また、そのスリムな形状によって折りたたみ時にもコンパクトに収納可能です。

ダクトの長さも2m程度あるため、作業台が部屋の中央にある場合でも使用でき、窓から少し離れた場所での塗装作業を可能にします。

折りたたみ可能で持ち運びやすい

取り外しのできる囲いフードやホースを採用しており、使用しない時にはコンパクトに収納できます。さらには、取っ手が付いているので持ち運びのしやすい設計になっています。

2台組み合わせてWパワーも可能

屋内で大きな製品を塗装する場合でも、簡易スプレーブースを2台を組み合わせることで塗装ブース内に収めることも可能です。換気量も強力になるため、長時間のスプレー作業や高出力が必要な状況でも対応できます。

2台の簡易スプレーブースを揃えてダブルパワーを体験してみるのもいかがでしょうか。

屋内用の塗装ブースに迷われたらおもしろ塗装工房へ

この記事で紹介したように、趣味やDIYで利用する屋内用の塗装ブースは、基本的にオープンフェイス型を購入することになります。

ただし、同じオープンフェイス型でもフィルター性能や風量などには違いがあるため、この記事で紹介した選び方を参考にして、自宅やオフィスに最適な塗装ブースを選ぶようにしましょう。

どの製品を選ぶべきか迷われている方は、塗装専門業者であるおもしろ塗装工房の簡易スプレーブースをご検討いただくことをオススメします。


「バイクをDIYで塗装する方法を知りたい」 「おすすめの塗り方やキレイに仕上げるコツを知りたい」 「塗料や道具をそろえたいけど何を買えばいいかわからない」 「業者に塗装を頼んだら高額だったので、自分で塗装できるか調べたい」   特にバイクのタンクやカウルを自分で塗りたいけど、うまくいくか心配という方は多いのではないでしょうか? 今回は、自分でバイクの塗装をご検討されている方に向け、塗装のプロが実際に導入している塗装の手順やコツをご紹介します。
この記事を読めば、誰でもプロ級の塗装が目指せますのでぜひ最後までご覧下さい。
塗装実績30年、自称塗装オタクの「おもしろ塗装工房」がお届けします。  
  1. 【バイク塗装方法は3つ】缶スプレー・スプレーガン・業者
    1. 缶スプレーによるDIY塗装
    2. スプレーガンによるDIY塗装
    3. 塗装業者に依頼
    4. どの方法がオススメ?
  2. バイク塗装に使う塗料・道具10点
  3. バイク塗装の手順
    1. 洗浄・脱脂
    2. 下地作り
    3. 下地塗装
    4. カラー塗装
    5. クリアー塗装
    6. 仕上げ(研磨&バフがけ)
  4. バイク塗装の注意点
    1. 塗装場所と乾燥場所を確保
    2. 作業前にしっかり掃除
    3. 雨の日は避ける
  5. バイク塗装のコツ
    1. パーツ1つあたり5分で塗る
    2. 完全乾燥させてから次の作業へ
    3. 塗料は多めに用意
  6. まとめ

1.【バイク塗装方法は3つ】缶スプレー・スプレーガン・業者

まずはじめに、塗装方法について解説します。 バイクタンク・カウルの塗装方法は大きく3つあります。
  • 缶スプレー
  • スプレーガン
  • 塗装業者に依頼
それぞれのメリット・デメリットを順番に解説します。

1.1.缶スプレーによるDIY塗装

ホームセンターなどで購入できるタイプの塗料で、水性塗料・アクリルラッカなど様々な種類が販売されています。 バイク用品店などではバイク用も販売されており、一缶1,000円~2,000円前後で購入できます。

メリット

缶スプレーのメリットは価格と手軽さです。 予備知識のない初心者でも使えるため、ちょっとした傷隠し程度であればコストパフォーマンスに優れた塗装方法です。

デメリット

塗装面の美しさ・耐久性で、どうしてもスプレーガン・プロ塗装に劣ってしまいます。 例えば安価なスプレー缶だと次のような欠点があります。
  • 塗料の粘度が低いため垂れやすくなり、垂れた時に修正が面倒
  • 塗料ミストが荒いため塗装面がざらつく
  • 塗料の吹き出し量や吹き幅(範囲)を調整できず、ムラなどが発生する
どれも塗装の仕上がりを悪化させる要因となりますのでご注意下さい。 その他、本来スプレーは夏用、冬用と使い分けをしないと、塗料の揮発速度の影響で塗膜表面がざらざらになってしまう現象が起きてしまいますが、スプレー缶は通年使えるような仕様なので、夏にも冬にも中途半端な仕上がりになる事が多いです。 ちなみに、私たちのようなプロでも安いスプレーではきれいに仕上げることは極めて困難です。 実際、口コミサイトのレビューでも「見る人が見ればわかってしまう」「完璧にするのはなかなか難しい」などの感想が多くみられます。 ですから、量販店などで売っている安価なスプレー缶は応急処置として使うには最適ですが、対候性や仕上がり感を重視するような塗装を求めているのでしたら避けたほうが無難でしょう。

1.2.スプレーガンによるDIY塗装

スプレーガンはカップに入れた塗料を噴射する工具で、バイク・車・家具などさまざまな塗装に使用できます。

メリット

スプレーガンのメリットは、何といっても仕上がりの美しさです。 つまみ加減で噴射量を微妙に調整できるため、やり方を少し調べれば塗装経験のない初心者でも均一に塗装することができます。 美しくムラの無い塗装面は、見た目だけでなく耐久性の面でもすぐれています。

デメリット

スプレーガンは一般的に1万円以上するため、初期費用がかかるのがデメリットです。 また、缶スプレーと違い、使ったあとに簡単な洗浄が必要です。

1.3.塗装業者に依頼

ネットで検索するとバイク塗装専門店や、幅広いジャンルの塗装を受けつけている塗装屋がみつかります。 店舗への持ちこみはもちろん、ほとんどのお店では宅配便でのパーツ発送を受けつけています。

メリット

プロ塗装のメリットは、「仕上がり」です。 専用工具で経験豊かな技術者が塗装するため、素人にはなかなか難しい美しい仕上がりが期待できます。 また、グラデーションや複雑な模様など、プロにしかできない技法でのカスタム塗装も依頼できます。

デメリット

DIYに比べ費用と期間がかかること、綿密な打ち合わせをしないと思った通りの仕上がりにならないこともあります。 一般的に、バイクタンク塗装であれば費用は5万円~高いもので10万円超、期間は2週間~が必要です。 ですから頻繁に色を変えたいという方は、毎回依頼するのはやや割高になってしまいますので、ご自分で塗装されることをお勧めします。 そして、作業期間中はバイクに乗れなくなりますので、オフシーズンを狙うなど計画的に準備するとよいでしょう。 また、塗装業者にお願いしても思った仕上がりにならないトラブルも発生することがあるので、入念な打ち合わせをしながら完成イメージ図などを用意して依頼することが重要となります。 最後に、世の中には安上がりな塗装で終わらせてしまうような質の悪い業者もいますので、塗装を依頼される場合は必ずそのお店の口コミ・評判をチェックするようにしてください。   このように業者に依頼する場合でも、後悔しないためにはたくさんの準備が必要となります。

1.4.どの方法がオススメ?

「とにかく安く済ませたい!」というケースを除き、スプレーガンでの塗装をお勧めします。 缶スプレーと専用工具では、やはり塗装の仕上がりに歴然とした差がうまれます。 人前でダサいバイクを見せたくないという方は必ずスプレーガンで塗装するか業者へ依頼するのがよいでしょう。 ではスプレーガンと業者への依頼のどちらがおすすめなのか?についてですが、「おもしろ塗装工房」ではスプレーガンによるDIY塗装をおすすめしています。 事前に十分な準備をしてプロに頼めば美しい仕上がりが期待できますが、経験上、一度バイク塗装を経験された方は他の複数パーツについても塗装したくなります。ですから将来的なコスパを考えるとスプレーガンでDIY塗装するのがおすすめとなります。 自分でやるのは一見大変そうですが、一度プロのやり方を学んでしまえば、標準的な塗装については意外と簡単にプロ級レベルまで近づけることができます。 加えて、これは個人的な意見になってしまうのですが、やっぱり自分で塗る方が断然楽しいからです。テストでもスポーツでもなんでもそうですが、自分で努力した結果、目標が達成できたときの幸福感は尋常じゃないですよね。塗装も全く同じで、人に塗ってもらうより自分で塗った色を誰かに褒めてもらったときの方が断然満足度があります。 勿論失敗することもありますが、それはそれでよい思い出としてより愛着がわきます。そして失敗を繰り返すことで間違いなく自分の塗装レベルはアップしていくのですが、この成長の過程こそがとっても楽しいんです。 我ながら塗装業者なのに何言ってるんだ(笑)という気はしますが、これが正真正銘本音の意見です。 ですから今回は、自称塗装オタクが塗装オタク仲間増やせるよう(笑)、スプレーガンを使ったプロの塗装手順について徹底的に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

2.バイク塗装に使う塗料・道具10点

今回は、バイクタンクとカウルの塗装方法をご紹介します。 塗装に使う道具は以下の10点です。 バイクの場合、耐ガソリン性があり伸縮性にも優れた「ウレタンサフェーサー」「ウレタンカラー」を使います。 またスプレーガンには、圧縮空気を作るコンプレッサーという機械を接続します。 これにより塗料が均一に噴射され、広い範囲も短時間で塗装できるようになります。 その他の道具については、手順の中で使い方を解説します。

3.バイク塗装の手順

バイク塗装手順は6つのステップに分かれます。
  1. 洗浄・脱脂
  2. 下地作り
  3. 下地塗装
  4. カラー塗装
  5. クリア塗装
  6. 仕上げ(研磨・バフがけ)

3.1洗浄・脱脂

はじめにラチェットや六角レンチを使って、タンクとカウルを車体から取りはずします。 タンク取りはずしの際は、必ず燃料コックをOFFにしましょう。 タンクとカウルを取りはずしたら、ホコリ・汚れをとるためにバイク用シャンプーや洗剤でよく洗浄します。 完全に乾かしたあと、シリコンオフで油分やワックスをしっかり除去してください。

3.2下地作り

今回は現塗装の上からリペイントするため、最初に布ペーパー#400で表面のツヤがなくなるまで研磨してください。 これは「足付け」と呼ばれる作業で、塗装面にあえてキズをつけることで塗装面を広げ、塗料の密着性を高めます。 この工程で塗装の仕上がりに大きな差が出るため、表面のツヤが均一に消えるまで丁寧に研磨しましょう。 研磨が完了したら、塗装したくない部分をマスキングテープで養生します。

3.3.下地塗装

下地作りが完了したら、ウレタンサフェーサーで下地塗装をします。 「サフェーサー」とは下地塗料のことで、あとから塗るカラー塗料のムラをおさえ、発色を良くする効果があります。 スプレーガンとコンプレッサーを使って、素早く均一に塗装します。 下地塗装を2回行うと細かな傷や凸凹が埋まり、本塗装がキレイに仕上がります。 乾燥には24時間以上かかりますので、急がずにゆっくりと作業を進めましょう。 サフェーサーが完全に乾いたら、タンクは耐水ペーパー#1000、カウルは布ヤスリ#600で足付けを行います。 細かな傷や凹凸があれば、この工程でしっかりとフラットにしておきましょう。

3.4カラー塗装

ここからいよいよ本番のカラー塗装です。 ウレタンカラーは好きな色味に調合もできますので、その場合は少量ずつ混ぜ合わせてください。 タンク・カウルの塗装を同時進行させると、塗料のムダがなく効率よく作業できます。 スプレーガンで少しずつ色を重ね、ムラにならないよう均一に塗装しましょう。 複数の色に塗りわける場合、一色目が完全に乾いてから、次の色を塗ってください。 カラー塗装は、2度塗り・3度塗りをすると塗膜が厚くなり深みのある色合いを出せます。 塗装が完全に乾いたら、マスキングを外します。

3.5.クリアー塗装

カラーが完全に乾いたら、ツヤ出しと塗装面保護のためにウレタンクリアーを塗装します。 スプレーガンでウレタンクリアーを均一に吹きつけ、乾燥させます。 完全に乾いたら、耐水ペーパー#1000~#2000で足付けをし、ウレタンクリアーを重ね塗りします。 重ね塗りにより、高級感のある深い光沢が得られるので、基本的には2~3回重ね塗りすることをおすすめします。 シールを貼る場合、カラー塗装後に貼り、上からクリアー塗装するとはがれにくくなり見た目も美しくなります。

3.6.仕上げ(研磨&バフがけ)

クリアーが完全に乾いたら、最後の仕上げです。 はじめに、耐水ペーパー#2000でブツ(塗膜に混入した小さなゴミやチリ)を取り除いてください。 その後、コンパウンドを中目→細目→仕上げの順で使用し、ツヤが出るまで磨きましょう。 これですべての工程が完了です。 お疲れさまでした!

4.バイク塗装の注意点

キレイに塗装し、効率よく作業するための注意点をご紹介します。

4.1.塗装場所と乾燥場所を確保

あらかじめ充分な広さの塗装場所と乾燥場所を確保しておきましょう。 大事なモノに塗料がかからないよう片づけと養生をし、換気も忘れずに行ってください。 屋外でも大丈夫ですが、雨や風が吹きこまないよう工夫して作業するとよいでしょう。

4.2.作業前にしっかり掃除

毎回作業前に、塗装場所・塗装ブースを隅々まで掃除しておきましょう。 衣服の糸クズなどにも注意し、塗装面にホコリ・ゴミが付着しないよう充分気をつけてください。

4.3.雨の日は避ける

雨の日など、湿度70%以上の日を避けて塗装しましょう。 湿度が高いと、塗装が霧のように白くぼやける「カブリ」という現象が起きやすくなります。 また、気温5度以下だと塗料の乾きが遅くなり、逆に35度以上だと早く乾燥してしまいザラつきの原因になります。

5.バイク塗装のコツ

最後に、塗り方のコツをご紹介します。 塗装は経験を積めば積むほど上達しますので、楽しみながらスキルアップしましょう。

5.1.パーツ1つあたり5分で塗る

1パーツ5分を目安に、短時間でサッと塗ることを心がけましょう。 あまり時間をかけすぎると、最初に塗った部分が乾きはじめてしまいザラつきの原因となります。 また、一度ではなく数回に分けて色を重ねるつもりでやると、ムラなく高級感のある仕上がりになります。

5.2.完全乾燥させてから次の作業へ

一回塗装したら、少なくとも24時間は乾燥させましょう。 乾かないうちに重ね塗りをすると、表面にでこぼこが生じたり、気泡が浮き出たりする原因になります。 3回重ね塗りをするのであれば、最低3日かけるつもりで作業に臨みましょう。

5.3.塗料は多めに用意

塗料は多めに購入しておき、段ボールなどで吹き付けの練習を行うと、上手に塗装できます。 本番塗装の際も、途中で塗料が切れるとムラの原因となりますので、充分な量をカップに入れてから作業しましょう。

6.まとめ

今回はバイクのタンクとカウルの塗装について解説しました。
  • DIY塗装なら缶スプレーよりもスプレーガンがおすすめ
  • 下地作り・下地塗装をしっかり行うと仕上がりがキレイ
  • 完全に乾燥させてから次の工程に進む
塗装は塗り方も大事ですが、掃除や天候への配慮など基本を徹底することでよりキレイに仕上がります。 あわてず丁寧に作業すれば、プロ級の仕上がりが実現できますぜひ一度試してみて下さい。 おもしろ塗装工房では、バイク塗装に最適なグッズ・塗料を通販でご提供しています。 購入して失敗するのが怖い、そんな方に対して無料でアドバイスもしていますので、メールかラインにてお気軽にお問い合わせください。   ↓ラインでのご相談はこちら(ラインの方が早くお返事できます) https://lin.ee/dJwEc3d ↓メールでのご相談はこちら info@tosou-ya.com

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  1. 自転車のフレーム塗装の基礎知識
  2. 自転車のフレームを塗装する方法
  3. おすすめの塗装セット
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