|
【塗装について】
塗装は家具・車・携帯電話・住宅などほとんどの物に施されている、と言っても過言ではないでしょう。
光触媒塗装やマジョーラ塗装など、各業種での塗装技術はめまぐるしく進歩しています。
しかし、家具の塗装に関しては、昔ながらの漆・カシューなどのすばらしい伝統塗装が引き継がれています。また、ウレタン・ラッカなどを使った洋塗装法などもあり、家具塗装は多種多様を極めています。家具塗装業に十数年携わった今でも、私は塗装の奥の深さに魅了され、日々勉強、努力を繰り返しています。 |
【家具市場に起きた革命】
オイルショック・バブル時代と塗装すれば何でも売れる時代は終わりました。
タンスはハウスメーカーの作り付けクローゼット。ドレッサーは朝シャンと共に洗面化粧台が一般化され、姿を変えていきました。数年前の阪神淡路大震災などが拍車を掛け家具は「危険な物」と認識されてしまったようです。
つまり家具業界は住宅メーカーに「家具市場」の王座を奪われてしまいました。
悲しい話でありますが、これが現実です。 |
【インターネットビジネス】
少なくなっていく需要の中・・・本当にこのままでいいのだろうか?このまま「伝統工芸」にしてしまっていいのだろうか?
以前からの趣味である、釣竿の塗装や、仏壇のリペイントなど友人や親類から頼まれることが多々ありました。 このように、私たちの持っている技術を、求めている人たちが、ひょっとして他にもたくさんいるのではないか?と考えはじめるようになりました。 数年前からインターネットビジネスがものすごい勢いで急成長している事を知り、興味と共に強烈にインターネットビジネスを意識し始めるようになりました。 |
【今後の可能性】
インターネットビジネスは無限大の可能性を秘めていると思っています。
家具産地(地場産業)静岡だけでのビジネスではなく、視野を広げたビジネスを展開していきたいと、つくづく感じています。
今後、私たちの持っている塗装技術をどのような形で提供・提案していくのか、これからの課題です。
(有)ゼスト 杉山彰浩 |