デザイナーズチェアー リペイントの再塗装
お客様の要望
■チェアーアルミ リペイントの再塗装 NO.1 2008/2/6
ビックリするほど背の高い椅子です。
私には分かりませんがとっても有名なデザイナーズチェアーなんでしょうね!
なにやらすごい背もたれの長いチェアーが届きました。
この椅子は過去にメッキ調塗装が施されていたようなのですが
黒ずんでしまったらしい・・・(-_-;)
そこで弊社に相談が入りました。
弊社ではメッキ調は無理ですがアルミ調塗装ならOK!!
お客様は悩んだと思いますが、結果アルミ調塗装にリペイントすることが決まりました。
あっそうそう、思い出しましたが数年前、ある塗料メーカーさんが
メッキ調に塗装できる、機械の営業と実演講習に来たことがありました。
その際には、バナナやらりんごやらを、メッキ調に塗装してしまうという
すばらしい機械でした。
しかし実演講習したときに、機械の設定・扱い方・塗装方法などが、
とてもシビアで、私が行なったとき綺麗にメッキ調に塗装出来なかった記憶があります。
多分その機械で塗装されたのかと思います。
やり方によっては、部分的に黒く変色したりしてしまった記憶があります。やはりこのような大きなもへの、塗装は無理だったのでしょうか?
■チェアーアルミ リペイントの再塗装 NO.2 2008/2/15
背もたれの格子の部分がキズや組溝が付いていたため
サフェーサーとパテで埋めていきます。
その後、じっくり乾燥させて、荒めのペーパー#240で研磨していきます、
ある程度、平らになったところで、2回目サフェーサーを吹いていきます。
そんなことを3回繰り返しました。
先週からずっと下地処理を行なっています。^_^;
サフェーサー吹き 椅子の底側もしっかりと吹きつけ
■チェアーアルミリペイントの再塗装 NO.3 2008/2/20
サフェーサー乾燥後、#320ペーパー掛け
その後サンディング吹きです。
この作業はその後に吹く、アルミ調塗料をなじませるための工程になります。
サンディング写真なし<(_ _)>
そして#1000~#2000で研磨
ん~これが一番大変でした。
この作業を怠ると、ペーパー足がくっきり出てしまうのです。
職人さん一日掛けて研ぎました。
「もうヘトヘト」だって!ご苦労様です。
そしてアルミ調塗料吹き
FSA-05のスプレーガンで吹いていきます。
お~すげ~アルミの椅子だぁ!
完成間近
■チェアーアルミ リペイントの再塗装 NO.4 2008/2/20
先日クリヤーを吹きました。
クリヤー1回目を確認したのですが、何か奥行きが足りない!
そこでもう一度クリヤー吹きしました。
ん!よし!奥行きのあるアルミ調塗装ようやく完成です。
ここ数日は展示会やらで更新をサボってしまい
リペイント状況を首を長~くしてお待ちの皆さまには、
大変ご迷惑をお掛けいたしております。
しかし納得のいく塗装ができましたので、
許しくださいね!<(_ _)>
○○さま ありがとうございました。
元は木ですぞ!! 下地処理が大変でした!