ダイニングテーブルリペイントの再塗装
お客様の要望
■ダイニングテーブル(黒)リペイントの再塗装 NO.1 2010/2/3
割れなども目立ちます。
打痕やキズが随所にめだちます。
熱による白化現象を起こしている。
こんな感じのテーブルを再生していきます。
乞うご期待!!
■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.2 2010/2/4
ミニサンダーに#60のペーパーを取り付け
バリバリトップコートを研磨していきます。
長年経っている塗料は硬くて削れないぞ!
やれどもやれども進まない・・・(ToT)
ん~大変だ!
■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.3 2010/2/9
#180でバリバリ研磨中(腕が痛い・・・)
ちょっと研磨でお疲れ模様!!
やれどもやれども硬い塗膜が削れません。
大まかトップコートを研磨した後、今度はベルトサンダーでバリバリ研磨していきます。#180~#320
ようやく元の木地が出てきました。
最近多いプリント合板と違って、無垢材は高価ですが
塗幕を研磨すれば
何度でも再生が可能です。
よ~し、小口もしっかり研磨して・・・・
完成~
違うか!ようやくスタートラインに立ちました^_^;
■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.4 2010/2/15
下地剤を吹いています。
HPでは販売していませんが、通称ヤニ止め(シーラー)に
ステインのブラウン・ブラック・マホガニ・エローを混合させ
元の色目に合わせて吹き付けていきます。(写真下)
スプレーガンはちょっと古いF-100 口径1.5タイプを使っています。このスプレーガンは、家具や下地剤・ウレタントップコートなどのような大きめなものを吹くときにとても便利なスプレーガンです。
■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.5 2010/2/23
先日、下地のヤニ止めシーラーで着色後
木目の導管を止めるため、ワインピングを刷け塗りして導管を止めます。
その後ポリサンを2回吹いて肉持ちを持たせます。
ポリサンは扱いが難しいためHPでは販売していませんが、HPでいう中塗りのウレタンサンディングと用途的には似ています。サンディングより肉持ちのよい中塗り剤なんです。
ほら、肉持ちがあるでしょ!
ウレタンサンディングなら3回~4回ぐらい吹く必要があります。
今日はひび割れた部分をポリサンで埋めていく作業をしています。(写真上)
■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.6 2010/2/26
研磨していきます。
この工程は表面の凸凹を平らにする役割と
この後のトップコートへの密着を良くするための工程になります。
#320で研磨中 #600で軽く慣らします。
■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.7 2010/2/28
カラーリングスタート
カラーリングです。
リペイント前の色に再塗装ということで
こちらで預かっている、脚の色に調合していきます。
ウレタンフラット全消しの中に
ステインのブラウン・ブラック・エロー・若干のマホガニを調合し
脚の色に合うよう調合しています。
正直ってこの工程が一番難しいです。
脚の色を見ただけで、何色と何色が入っているのかを判断し、調合していくのです。
慣れなかったころは、この調合だけで一日以上掛かったことがありました。
失敗した塗料を何度捨てたことか・・・・
ふと昔を思い出したりして。
■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.8 2010/3/10
まだ白っぽく見えますが、最終的にウレタンフラットの全消し(透明)を吹いて行きます。
テーブル(天板)周りを若干濃くカラーリングすることによってテーブルの高級感と深みを出します。
テーブル周りが濃いのが分かるかな~
この工程(アンチ)も、くど過ぎずあっさり過ぎず、過去の経験がものを言うのです。ちょっと自慢・・・
カラーリング終了~
■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.9 2010/3/26
すみません。
ガタガタしていて更新をすっかり忘れてしまっていました!!<(_ _)>
完成~しました!
いい感じに仕上がりました。
最初に来たときのテーブルと比べてみてください!
高級フラットを使用しているので、仕上がり感が上品です。
(フラットの種類でも差が出ます。)
お客様も大変喜んでいたただきました。
長い間お預かりしてご迷惑おかけいたしました。