当スタッフ塗装素人Mが初めてテキスタイルカラーを使ってTシャツをDIYしてみました。
通常の塗料とは違う使い方で当スタッフ塗装素人Mがドライブラシ、アクションペイントや、そのままTシャツにを絵や文字描いたりしてみました。
こちらが制作したTシャツです。違ったタイプ4種類です。
2.使用した道具
3.ラインで区切り、テンプレートを使ったドライブラシ風Tシャツ
4.筆によるアクションペイント、ポロック風Tシャツ
5.にじみを活かした染物風Tシャツ
6.手書きイラストTシャツ
テキスタイル塗料は、業務用でTシャツやポリエステル、ナイロンジャンバーなどシルクスクリーンとして使われている油性のインクになります。
水性の塗料がいくつか販売されていますがこの塗料は油性なので水性よりも落ちにくいです。
綿やポリエステル(ジャンバー)などの服、バックなどにはペイントできます。
シルクスクリーンシートを使い、
転写して、水あめのようにどろどろした原液をヘラを使ってTシャツに塗る使い方になります。
自作DAYしている人もいるようでTシャツのやり方も他のサイトで紹介されていますので、興味ある方は試してみてください。
制作する過程で塗料の特性等気づいた点を書きましたので、制作の参考にしてください。
■皮や樹脂(プラスチック、ポリカ、EVA等)も試しに塗りましたが綿やポリエステル、ナイロン系の布専用塗料なので、付着しませんでした。
■うすめ液以外、塗料は落ちにくいので必ず手袋をして作業してください。
付着した塗料を落とすにはうすめ液を使ってください。
【テンプレートに関して】
■テンプレートとカッターを使って使って塗る場合、クリアファイル、OHPフォルムなどが適しています。
■テンプレートを使って何色かを塗り分ける場合、最初にテンプレート側に付いたカラーブルーを使って塗ったものに、後にイエローなどを使うと
混色してしまいますので気をつけてください。
テンプレートのズレ防ぐには、「はがせるスプレーのり」を使うと便利です。
■紙などで作ったテンプレートの場合、インクの溶剤によって収縮してしまうことがありますので注意が必要です。
■色の重ね塗りした場合、例えば青の上に黄色を塗った場合、混色してしまう可能性があります。
(特に刷り込むような塗装をした場合と、うすめ液の比率が高い場合)
【混色、溶剤に関して】
■混色のため塗料を少量出して画材のパレットなどで試しましたが、塗料が速乾性なので使いにくいです。
汚れたパレットを落とすには、うすめ液を使用するため、使い捨ての紙コップなどが個人的にはお勧めです。
■100円ショップで売っている紙コップが使いやすいです。
■ブラシや、ローラーなどで広範囲に液を着けて塗るには100均の紙皿が使いやすいです。
■臭いはシンナー系ではないので自分はそんなに気にならなかったのですが、無臭ではないので気になる方はマスクをしたほうがいいです。
■ビンから、塗料を出すには同系色に1本(100均の使い捨てスプーン)が適量取り出せて、便利です。
■うすめ液を取り出すには、ビンからそのままだすとこぼれますので、適量をだすにはスポイトが使いやすいです。
■うすめ液でインクを薄めて塗ると、裏側まで色が浸透して付着してしまいますので、バックやTシャツなどは
、必ず紙以外ものを当ててください。一度新聞紙を使いましたが、取るのに苦労しました。(紙はくっついしまい取るのに大変です。)
今回塗るのには、木(合板)をつかっています。(Tシャツ用にのこぎりでカットしました。)
【エアブラシで塗る場合】
■テンプレートを使ってエアブラシで塗る場合は、ある程度うすめ液で希釈と、それなりのエアー圧が必要です。
1回塗ってから乾燥させた後、何回かに分けてお好みの色になるまで塗り重ねてください。(インターバル約10分)
乾かないうちに塗ると滲んで素材からテンプレートの以外のところにも液が付着します。
■テンプレートは紙以外のものを使うと収縮せず使いやすいです。
濃いとエアー圧を高くしなくてはならないので、風圧でテンプレートがめくれてしまいますので
、テンプレートははがせるスプレーのり等でがっちり固定するとよいでしょう。
■スプレーガンで吹く場合、エアー圧とテンプレート、濃度をうまく調整して作業してください。
希釈については、吹くスプレーガンや設備等によって異なりますので、目安として、ご使用するスプレーガンにインクを混ぜ
綺麗に塗料が出るまで希釈することです。
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その他わからないことがあれば、何なりとお問い合わせください。
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