
【徹底比較】バイクのタンク塗装の料金相場は?専門業者とDIY塗装を比較します!
長年バイクに乗り続けていると、
「バイクのガソリンタンクをイメージチェンジしたい」
「ガソリンタンクに細かい傷を塗装で修復したい」というような悩みが出てくると思います。
しかし、バイクのタンク塗装となると「専門業者に塗装すると料金が高額になるのではないか」「塗装料金の相場はどれくらいなのか?」など疑問が浮かんでくるのではないでしょうか?
この記事では、バイクタンク塗装を、専門業者に依頼した時の料金相場を紹介します。
また、専門業車とDIY塗装の料金違いなども合わせて解説しているので、自分に合った方法でバイクのタンク塗装を選択することができます。ぜひ最後まで記事を読んでみてください。
目次
1.【専門業者に依頼した場合】バイクのタンク塗装の料金相場
1-1.バイクの排気量違いによる塗装料金
1-2.追加費用が発生するケース
2.【自分でDIYした場合】バイクのタンク塗装料金相場
3.タンク塗装には料金見積もり時に詳細を確認する
4.専門業者に依頼する場合のメリット・デメリット
5.バイクのタンク塗装料金の計算方法は?
5-1.塗料の種類やデザイン塗装
5-2.ガソリンタンクの大きさ
5-3.その他の追加費用の有無
6.まとめ
【専門業者に依頼した場合】バイクのタンク塗装の料金相場
出典:plxabay
専門業車にバイクのタンク塗装を依頼した場合の平均的な料金相場をご紹介します。
目安として標準的な料金を知っていれば、塗装業者に依頼するのか検討しやすくなりますのでぜひ参考にしてみてください。
前提として、タンク形状や分割されたタンクなどは料金が異なるため、ここでは標準的なタンク形状での料金を説明しています。
バイクの排気量違いによる塗装料金
ガソリンタンクは、排気量が大きいバイクの場合は、エンジンがより多くの燃料を消費する可能性が高くなるため、それに対応する大容量の燃料タンクが必要となります。
そのため、タンク塗装の料金も排気量ごとに料金相場が変わってきます。以下で紹介しているのは、標準的なタンクの単色塗装料金の相場になります。
ソリッド塗料 | パール塗料 | キャンディー塗料 | |
オフロードバイククラス | ¥15,000円~ | ¥15,000円~ | ¥23,000円~ |
400ccネイキッドバイククラス | ¥25,000円~ | ¥28,000円~ | ¥38,000円~ |
1000ccバイククラス | ¥25,000円~ | ¥30,000円~ | ¥40,000円~ |
上記の価格表は、単色で塗装した場合の参考価格になります。あくまで平均的な相場ですので、実際の料金は、依頼する塗装業者に事前によく確認することが重要です。
追加費用が発生するケース
バイクのタンク塗装には、追加費用が発生するケースがあります。
以下で、紹介するケースの場合通常の料金だけでは対応できず追加費用が請求されてしまいますのでご自身のタンク状態を把握しておきましょう。
【タンクの凹みによる補修作業】
タンクに凹みがある場合は、凹凸部分に上手く塗料がのらなかったり、仕上がりが悪くなる可能性があるため、凹みの補修が必要になる場合があります。
追加費用の料金相場としては、約¥3,000円からが一般的です。 |
ただ、凹みの状態があまりにもひどいものや部位が大きければ補修にかかる手間も増えてしまいますので、上記の費用よりも高額になる傾向があります。事前にタンクの状態を確認し、見積もり時に補修分の料金が含まれているのか確認するようにしましょう。
【古い塗料の剥離作業】
新しく塗装する塗料との相性や塗装の密着性、耐久性を向上させるためにバイクタンクにある古い塗料を剥離する場合があります。塗装する前に、古い塗装を剥離する作業をする場合があります。
追加費用の料金相場としては、約¥5,000〜¥10,000円が一般的です。 |
古い塗装の剥離は、絶対に行わなければならないというものでもありまさんが、求める仕上がりやデザインによっては、必須の作業になる可能性もあるので、タンクの塗装業者と打ち合わせをして、どこまで依頼するか決めましょう。
【自分でDIYした場合】バイクのタンク塗装の料金相場
出典:写真AC
ここまで、専門業者にバイクのタンク塗装を依頼した場合の塗装料金について、解説してきましたが最低でも2~3万円前後の費用は必要となるため、塗装を行うか悩む方も多いでしょう。
なるべく費用を抑えてバイクのタンク塗装を行い方には、DIYで塗装するのがおすすめです。
DIYであれば、道具と材料費だけで済むので費用を安くできます。
揃える道具は主に下記の7つ。
材料 / 道具 | 費用 |
ウレタンカラー | ¥1,720円 |
サーフェイサー | ¥1,836円 |
ウレタンクリア | ¥1,980円 |
薄め液 | ¥820円 |
マスキングテープ | ¥270円 |
耐水ペーパー | ¥315円 |
コンパウンド | ¥1,296円 |
合計 | ¥8,237円 |
塗料や道具の品質で、金額が変わりますので必ず10,000円程度で済むわけではありませんが、業者に依頼した場合との比較として、参考にしてみてください。
タンク塗装には料金見積もり時に詳細を確認する
出典:写真AC
業者に依頼して塗装作業完了した後に、料金のことで後悔しないようにするためには、作業前の見積もりが重要です。
こちらの要望がざっくりした内容だと、業者もざっくりした見積もりしか作成できないので、作業中に思わぬ追加料金が発生してしまうかもしれません。
最初の打ち合わせの段階で、使用したい塗料やバイクの種類、タンクの状態などできるだけ細かく伝えて、細かい見積もりを作成してもらいましょう。
入念な打ち合わせをすることで、お互いにイメージをすり合わせられますので、見積もりの誤差が少なくなるでしょう。
専門業者に依頼する場合のメリット・デメリット
出典:写真AC
業者に依頼してタンク塗装をするメリット、デメリットを紹介します。メリット、デメリットを理解してから業者に依頼して、塗装後に後悔することのないようにしてください。
メリット
業者に依頼するメリットは下記の3つです。
- 痛んだ塗装を修復するので、新品のようにキレイになる
- オリジナリティが出せる
- 複雑な塗装も可能
バイクは長年使用することが多いので、どうしても塗装が痛んできてしまい、外観が悪くなります。
タンクは、バイクの大部分を占めるパーツであるため、塗装を行うことで見た目や雰囲気を新品同様ににすることができます。
また、純正の塗装以外も選択可能なので、自分だけのオリジナルのバイクにすることもできます。専門業者に依頼すれば、より複雑なデザインや特殊な塗装も可能になるので個性を出したい・綺麗に仕上げたい方は専門業者への依頼がおすすめです。
デメリット
専門業者に依頼するデメリットは、下記の2つです。
- DIYで行うより費用が高額になる
- デザインや費用などを念入りに確認する必要がある
専門業者に依頼すると、材料費の他に工賃が発生します。簡単な塗装なら工賃は安いですが、複雑な塗装は作業工程も増えるので、どうしても工賃が高額になりがちです。
また、塗装のイメージやデザインについてしっかりと塗装業者と打ち合わせを行わないと完成してからイメージと違ったや思っていたものではなかったなどトラブルの要因となります。塗装を依頼するには、事前にそれらを確認した上で依頼する必要があるため少し手間が掛かってしまいます。
バイクのタンク塗装料金の計算方法は?
出典:写真AC
見積もりをするうえで、計算基準になる項目を3つ紹介します。この3つの項目を知っていれば、見積もりを提示されたときに、より理解しやすくなりますので、押さえておきましょう。
Point1:塗料の種類やデザイン塗装
塗料の種類によって金額が異なります。
たとえば、ソリッドカラーよりパールカラーの方が塗料が高いため、塗装費用も高額になりやすいです。また、色を2色以上に使用したり、デザイン塗装を行いたい場合は、追加費用が発生します。特に、デザイン塗装は複数の色を使用し、複雑なマスキングなどを施しますので、高額になりやすいです。
Point2:ガソリンタンクの大きさ
バイクの車種や排気量によって、ガソリンタンクの大きさに違いがあります。タンクが大きくなれば、塗装面積が多くなりますので、必要な塗料の量も多くなり塗装費が高額になります。
Point3:その他の追加費用の有無
タンクに凹みや古い塗装の状態などによって発生する追加費用を計算します。また、古い塗装の剥離作業が必要であれば、見積もりに加算されますので、予算に応じて、どこまで作業するのかよく打ち合わせしましょう。
まとめ
今回、バイクのタンク塗装料金の相場についてご説明してきましたがいかがでしたでしょうか?
バイクのタンク塗装を専門業者に依頼すると、少し高いなと感じ人も多かったのではないでしょうか。
バイクのガソリンタンクの塗装費用は、塗装の内容によって大きく変わります。より複雑な塗装・綺麗な仕上がりを求めるとなると、バイクの塗装は高額になりやすいです。
しかし、バイクの大部分の面積を占めるため再塗装を行うことで見た目やイメージが大きく変わり新しい楽しみが増えたりもします。
単色の塗装であれば、個人でDIY塗装を行うことも可能であり費用も抑えられますので自分の予算に応じて、専門業者に依頼するのか、DIYするのか検討してみてください。