
自分だけの作品を作ろう!今日からできるラジコンヘリの塗装方法!
子供から大人まで幅広い年齢層に人気のラジコンですが、中でもラジコンヘリは近年のドローン普及も相まって人気が高まっています。ラジコンは飛ばして遊ぶことだけではなく、塗装でオリジナル作品に仕立て上げることも醍醐味(だいごみ)の1つです。自分だけの作品が青空を自由自在に飛び回る姿は、想像しただけでも気分が高まってきますよね。そこで、今回ご紹介するのがラジコンヘリの塗装方法に関する基礎知識です。塗装のイロハを学んで、ラジコンヘリをもっと深く楽しみましょう!
- ラジコンヘリ塗装の基本
- ラジコンヘリの塗装を自分でやろう!
- ラジコンヘリ塗装を行うための道具購入と相談場所
- ラジコンヘリの塗装に関するQ&A
1.ラジコンヘリ塗装の基本
まずはラジコンヘリと塗装に関する基本を学んでいきましょう。1-1.塗装のメリットと魅力
普通、ラジコンと言えば「走らせたり飛ばしたりすることができるおもちゃ」というイメージが強いですよね。しかし、最近ではパーツを購入してチューンナップしたり、塗装を施して自分だけのワンオフ作品を作り出すなどの楽しみ方をしたりする人も増えてきました。特に塗装は、仲間内のチームカラーを施して一体感を演出したり、好きな映画やアニメに登場する機械のデザインを施したりするなど、さまざまな楽しみ方ができる魅力があります。1-2.ラジコンヘリ塗装の特徴
ラジコンヘリに使われる素材の多くは硬質プラスチックとなっています。プラスチックの特徴は安価で塗料の密着性が高く、油性・水性にかかわらず塗料を使用できますが、衝撃に弱く割れやすいのが特徴です。ローター部分などには、ポリカーボネートが使用されることもあります。透明性が高く、耐衝撃性・耐熱性・難燃性・寸安定性(温度・湿度などによる、材料の膨張・収縮の度合い)などに優れていることが特徴です。一方、高温多湿の環境に弱いほか、一般的な接着剤が使用できません。また、プラスチック用の塗料を使うと接地の衝撃で剥がれてしまうため使用不可です。ポリカーボネート用の塗料を使わなければいけません。そのほか、まれに軽量アルミなどを使うこともあります。軽量アルミは金属なので非常に強度が高いのが特徴です。金属用の塗料を使用しましょう。ラジコンヘリは複雑にパーツが分かれているため、一部分のパーツだけほかの樹脂素材が使われていることがあります。塗装前に必ず調べておいてくださいね。1-3.どうやって再塗装すればいいの?
一般的には塗装業者に依頼するのがよいでしょう。一口に塗装業者と言っても車・バイクを専門とした塗装業者やギターなど楽器を専門とした業者などさまざまです。業者を選ぶ際にはホームページなどを確認し、どのような塗装が得意なのか調べるとよいでしょう。 もちろん、自分で塗装を行うこともできます。スプレー缶などを購入して試してみてはいかがでしょうか。2.ラジコンヘリの塗装を自分でやろう!
日本にはプラモデル文化があるため、自分でラジコンヘリの塗装を自分で行う方も多くいます。塗装方法を学んで仲間入りしましょう!2-1.必要な道具
基本的には以下のような道具をそろえる必要があります。- スプレーガン(もしくは、スプレーガン+コンプレッサー+塗料+うすめ液)
- 塗料(下地用ウレタンカラー)
- 塗料(ウレタンカラー)
- 塗装用の筆(ペインター)
- マスキングテープ
- 養生用の新聞やビニールシート
- 軍手
2-2.塗料の種類について調べておく
前述したように材質によって使用可能な塗料が違います。事前に所有しているラジコンヘリの詳細を調べ、どこに何のパーツが使用されているか確認しましょう。2-3.マスキング・養生などの準備
マスキングは覆い隠す・包み込むという意味の用語で、事前に塗装を行いたくない場所に施すことで塗装を防ぎます。また、この際に使うテープがマスキングテープです。養生も基本的には同じ意味ですが、どちらかと言うと周囲の汚損を防ぐ意味で使われます。マスキングテープは塗料に侵されるタイプもありますので、密着性が良く且つ塗った塗料がはがれにくいタイプを選びましょう。新聞やブルーシートを用意し、塗料で家が汚れないようにしましょう。2-4.塗装の基本手順
2-4-1.パーツを分解
説明書などを参考にパーツを分解します。2-4-2.マスキング
塗装しない場所をマスキングします。
2-4-3.下地を作る
塗装箇所に白色をスプレーし下地を作りましょう。2-4-4.着色
下地がよく乾燥したら、好みの色を薄く吹いていきます。乾いたら、もう1~2回ほど吹きましょう。
2-4-5.可動部分などの着色
スプレー塗装が難しいローターの可動部分などは、筆を使って塗装します。うまくマスキングができるようなら、スプレーしても構いません。2-4-6.乾燥させて完成
すべての部分の塗料が乾燥したら完了です。