チェストの再塗装

チェストの再塗装を自分でしたい!塗り替えに必要な道具や工程は?

チェストとは小型の整理ダンスのことで、使いやすく何かと重宝する家具です。長年愛用しているお気に入りのチェストがある、という人もいるでしょう。しかし、使っているうちにチェストが傷んできたり、ほかのインテリアと合わなくなったりすることもよくあります。

そこで、今回はチェストの再塗装方法をご紹介しましょう。

  1. チェストの塗り替えに必要な道具
  2. チェストの塗装工程
  3. チェストの塗り替えを行う際の注意点
  4. チェストの塗り替えに関するよくある質問
  5. おわりに

この記事を読めば、お気に入りのチェストの塗り替えを行い、新品同様にする方法が分かります。興味がある人は、ぜひ読んでみてください。

1.チェストの塗り替えに必要な道具

家具の塗り替えは、単にペンキを塗っておしまいではありません。きれいに塗り替えを行うには、以下のような道具が必要です。

なお、ウレタン塗料はハケでも塗ることができますがスプレーガンの方がきれいに塗れます。ぜひ、スプレーガンで塗りましょう。

2.チェストの塗装工程

この項では、チェストの塗装工程を説明します。ぜひ、自分で塗装をする際の参考にしてください。

2-1.養生

養生チェストを塗装する前に、引きだしをすべてマスキングテープでふさぐか、引きだしておきます。そうすれば、引き出しの内側に塗料が垂れてくることはありません。また、小さい傷はパテでふさぎましょう。パテが盛り上がってしまった場合は、乾いてからその部分をやすりで削って平らにしてください。

2-2.研磨・サフェーサー

研磨・サフェーサー次に、塗料を落とすために布ペーパー#180~240で研磨していきます。しっかりと落とさないと塗料のノリが悪くなるでしょう。十分に研磨したらサフェーサーを吹き付け、よく乾燥させてください。おそらく、研磨とサフェーサーだけで半日ほどはかかります。

2-3.2回目の研磨

2回目の研磨サフェーサーが乾いたら、ミニサンダーで足付けを行います。この足付けとは、塗料にわざと傷を付けて次に吹き付ける塗料のノリをよくすることです。また、ミニサンダーで研磨することにより、表面の凹凸がなくなります。ですから、念入りに研磨を行うほど、仕上がりが美しくなるでしょう。丁寧に行ってください。ここでいい加減なことをすれば、仕上がりに差が出ます。

2-4.塗装

塗装足付けが終わったら、ウレタン塗料を吹き付けていきます。塗料が付いてほしくない場所は、入念にマスキングテープを張っておくといいですね。重ね塗りをしたい場合は、一度塗料を十分に乾かし、ミニサンダーなどで足付けを行ってから、再度重ね塗りを行います。艶を出したい場合はウレタンフラット(艶あり)のような専用仕上げ材を使いましょう。

また、艶を消したい場合はウレタンフラット(艶消し)などもあります。どのような    仕上がりにするかで、チェストの印象もだいぶ変わるでしょう。塗装が終わったら、よく乾かして完成です。

3.チェストの塗り替えを行う際の注意点

塗装は室内でも屋外でも行えますが、チェストのような少し大きなサイズを塗る場合は、ガレージや土間のような場所が一番です。屋内で塗装を行う場合は、刷毛塗りがよいでしょう。家具などにビニールや新聞紙で覆いをかけるなどの工夫が必要になります。また、屋内で作業をする場合はよく換気をしましょう。締め切った部屋で塗料を長時間吹き付けていると、気分が悪くなることがあります。

さらに、塗料は一度吹き付けたら時間をかけて乾かすことが大切です。生乾きのままで次の行程に進むと、仕上がりが汚くなります。ですから、1日で完成させようと思わず、2,3日かけるつもりで塗り替えを行いましょう。なお、一時的に塗装を中断する場合は、ビニールなどをかけてホコリが付かないようにしておきます。そうすれば、作業を再開したときが楽です。

チェストを保管しておく場所は、風通しがよく乾燥しているところがいいでしょう。屋根はあるけれども壁はないといったカーポートのような場所で保管する場合は、雨が吹き込まないように注意してください。チェストは木製ですので、雨が降ると傷んでしまいます。気をつけましょう。

4.チェストの塗り替えに関するよくある質問

Q.チェストを暗い色から淡い色合いに塗り替えることはできますか?
A.もちろんです。研磨さえしっかりと行っていれば、どんな色でも塗り替えることができます。

Q.チェストに模様を付けることはできるでしょうか?
A.模様の部分以外にマスキングテープを張って養生すれば可能です。ワンポイントの模様を付けてもステキな仕上がりになります。

Q.普通のペンキを塗ってはダメですか?
A.水性のペンキでは塗りむらができたりしてきれいに仕上がりません。可能ならばアクリルウレタン塗料を使いましょう。

Q.合板が使われたチェストですが、塗り直すことは可能ですか?
A.合板でも塗り直すことはできます。研磨も表面だけですから問題ありません。また、合板のような素材は、アンティーク塗装も合うでしょう。ダーク色を塗った後、耐水ペーパーで素材が出るまで研磨して古ぼけたイメージの仕上げにするのもおもしろいと思います。このような塗装は綺麗に塗れるスプレー塗装よりも、ハケで塗った方が簡単でアンティーク調なイメージが演出できると思います。是非お試しください。

Q.チェストに向いていない色合いなどはあるでしょうか?
A.あまり派手な色合いや、ラメなどの塗料を塗ってしまうとどんな部屋にも合わなくなります。家具に使われている茶系統の色や黒・オフホワイトなどの方がインテリアにマッチすると思います。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回はチェストの塗り替えについて解説しました。家具の塗り直しは、塗料を落としてから研磨し、塗り直すという手間のかかる作業が必要です。しかし、一度手順を覚えてしまえば、時間はかかりますが、それほど難しい工程はありません。また、チェストのような大物家具を再塗装できれば、ほかのものも塗装できるようになるでしょう。時間に余裕を持って、ていねいな作業をしていけば、塗装自体は平面に塗るだけです。スプレーガンを使用しすれば、ハケで塗るよりも早くきれいな仕上がりになります。くたびれて傷が目立ったチェストを自分の手でよみがえらせれば、一層愛着も湧くことでしょう。

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